メリットしかないように思える過払い金請求。
でも、物事なんにでもデメリットというのもあるわけで。
今回は、過払い金請求のデメリットについて調べてみました。
ブラックリストにのってしまうかも?
完済してからの過払い金請求はブラックリストにのりませんが、返済中の場合は事故情報としてのってしまう可能性が、以前はありました。でも、「ブラックリストはあくまで支払い能力に関する信用情報なので、過払い金請求は信用情報にはあたらない」と金融庁が判断を示したことで、過払い金請求がブラックリスト=信用情報に登録されなくなったようです。
以前ならデメリットだったブラックリストへの登録も、今は過払い金請求に関してはないので、これはデメリットとは言えないかもしれませんが、ただ、過去に過払い金請求をしていて、それが事故情報としてブラックリストにのってしまっている可能性はあります。
また、返済中の過払い金請求で、債務整理になってしまった場合はブラックリストにのってしまいます。
自分で過払い金請求をする場合のデメリット
以前の記事でも書きましたが、まず時間と手間がかかること、家族に知られてしまう可能性があること、過払い金よりも低い額で和解を提示されることがあること、がデメリットになりますね。
専門家に依頼する場合のデメリット
これはもう、弁護士や司法書士に支払う金ですね。支払う項目としては、
・着手金
・基本報酬
・成功報酬
の3つで、着手金は4万が相場のようですが、最近は「着手金0円」をうたっているところもありますね。
基本報酬は、これも相場は4万くらいのようです。
そして、最後の成功報酬ですが、返金された過払い金の20%が相場だそうです。
着手金0円のところに依頼しても、基本報酬で4万かかるんじゃあ、返済額とそんな変わりないですね、私の場合。
過払い金請求をした貸金業者からは二度と借りれない
まあ、当たり前といえば当たり前ですが、そういうことらしいです。まあ、借金完済のために過払い金請求して借金をなくすわけですから、また借金をしたら意味ないよってことですかね。
完済後10年までしか請求できない
過払い金は、10年が時効ですから、10年以上前の過払い金に関しては請求できません。
とまあ、ネットで色々調べましたが、過払い金請求そのものにデメリットはないようです。選ぶ過払い金請求方法によって、また借金の状態によってデメリットがある場合があると、まあそういうことですね。
勉強になりました!