過払い金

ブラックリスト(信用情報)に載ってしまう条件とは?

どんなことをするとブラックリストに載るのか知っておくと、クレジットカードや消費者金融での信用力低下を未然に防ぐことができます。

返済を忘れがちな人や、クレジットカード会社の審査になかなかパスしない人は、ブラックリストに載っている可能性もあります。

消費者金融やクレジットカードを上手に利用するためには、ブラックリストに載ってしまう条件を知って、そのタブーをおかさないように努力をすることが大切です。

返済期日を守らないとブラックリスト入りするのか

クレジットカードや消費者金融などのキャッシングのお金を返済できないと、信用情報機関のデータに延滞したことを示す「異動発生日」が記入されてブラックリスト入りします。

異動発生日というのは、返済期日から61日間遅れると記入されることになるので、借金の返済が遅れるときは、貸金業者に連絡をして2ヶ月以内に支払いをしなければなりません。

債務整理とするとブラックリスト入りするのか

債務整理をすると借金の負担を減らすことができるので、人生のやり直しをすることができるのですが、過払い金請求以外はブラックリスト入りします。

債務整理には、自己破産や個人再生のように裁判所の仲介で手続きをするものと、任意整理や過払い金請求のように、司法書士や弁護士が手続きするものがあります。

自己破産や個人再生は、国が発行している広報誌「官報」に住所や名前が記載されるので、7年から10年くらいは新規借入やカードの発行が難しくなります。

任意整理は、金融業者と個別に交渉をして、利息を低くしたり、支払い期間を長期にして、返済の負担を減らすことができます。

個人信用情報では、任意整理を契約変更の項目と異動の項目に記載するので、過払い金で借金がゼロにならない限りは5年間ブラックリスト入りします。

多重債務をしているとブラックリスト入りするのか

多重債務というのは、複数の金融業者からお金を借りていることですが、この総額が収入の3分の1を超えると、総量規制という規則に反するので、お金を借りることができなくなります。

基本的には、お金をしっかり返済していれば、多重債務をしていてもブラックリストには載りません。

しかし家族が借金グセを心配して、信用情報機関などに申し出をおこなうと参考情報に貸付自粛の申告が記載されてお金が借りられなくなります。

多重債務というのは、返済日の管理が難しく、支払いを忘れてしまいクレヒス(支払履歴)に傷がついたり、ブラックリスト入りしやすくなります。

返済ができずにブラックリスト入りするくらいなら、他の会社で借金をして返そうという気持ちでいると、行き詰まってしまい、最終的に破産することも考えられます。

クレジットカードの現金化でブラックリスト入りするか

クレジットカードの現金化は、借金の支払いができないときに行われることが多いのですが、カード会社の規約で禁止されている行為です。

カードの現金化というのは、価値の無いものをショッピング枠を利用して購入して、手数料を差し引いた分をもらえるシステムになっています。

例えば、50万円の必要のない商品を購入したことにして、10万円の手数料をとられて、手元には40万円届きます。

しかし翌月には50万円を支払わなければならないので、何度も繰り返して、いつのまにか多重債務におちいる恐れもあります。

カードの現金化をすると、クレジットカード会社にカードを強制解約されるので、この情報が、個人信用情報の「異動」と「経過状況」という部分に記載されてブラックリスト入りします。

現金化の業者は個人信用情報には記載されないと主張しますが、「異動」「経過状況」にカードの更新停止の日時が記載されます。

スマホの料金や奨学金の滞納とブラックリスト

スマ-トフォンなどの分割払いは、基本的にはCICという信用情報機関で管理されています。

商品の分割払いや後払いに関しては、割賦販売法という法律にしたがって信用情報機関に情報提供することが義務付けられています。

スマホ料金の支払いを滞納すると、「支払遅延有無」「遅延発生日」「遅延解消日」という項目に記載されるので、ブラックリスト入りします。

奨学金の場合は、学生ローンと同じ扱いなので延滞をすると消費者金融でお金を借りたのと同じようにブラックリスト入りします。

奨学金は大学からの借金ではなく、日本学生支援機構からの借金で、銀行ローンなどと同じKSCという信用情報機関に加盟しているので、長期延滞をすると銀行の住宅ローン審査などに落ちるリスクがあります。

自分には問題がないのにブラックリスト入り

借金もほとんどなく、収入も安定しているのに審査に落ちてばかり、そんな人は、知らない間にブラックリスト入りしている可能性があります。

よくあるのが、同姓同名で生年月日も同じ人がブラックリスト入りした場合で、データを開示して、事実が判明したらすぐに「誤与信防止の申告」をする必要があります。

また本人確認証明書として利用される運転免許証などを紛失したり、盗難されると、名義を勝手に使われることがあるので、審査が厳しくなることもあります。

公共料金やNHK料金未納とブラックリスト入りの問題

電気代やガス代、NHK料金を未納しても支払い方法によっては、ブラックリスト入りすることがあります。

コンビニ払いや、銀行口座からの引き落としの場合は、料金の督促状が送られてくるだけなので問題はほとんどありません。

しかしクレジットカードで支払いをしている場合は、返済が遅れるとクレヒスに未払いマークが表示されるので、審査に落ちやすくなります。

通常のクレジットカード払いと同じ扱いなので、延滞が2ヶ月以上になるとブラックリスト入りしてしまいます。

対策としては、支払えないと事前にわかったら、公共料金やNHKの受信料の支払い方法をコンビニ払いなどに変更しておく方法があります。

コンビニ払いならば支払いがどんなに遅れても督促されるだけなので、ブラックリストに載る心配はありません。

NHK受信料の場合は、6ヶ月分を一括払いすると割安になるので、手続きをして変更しておくと、支払いの負担を減らすことができます。

過払い金請求とブラックリスト入りの可能性

過払い金請求ではブラックリスト入りすることはありませんが、借金が残ってしまうと任意整理とみなされてしまいます。

過払い金請求は借金完済していれば、本人に問題はおこりませんが、返還請求をした相手の貸金業者は、交渉したという過去のデータをいつまでも残しておく可能性があります。

信用情報機関のデータには記載されることがないので、ブラックリストに載ることはありませんが、社内データがある限り、その会社で借金をするのは難しくなります。

金融業者によっては、10年間くらい経過すると普通にお金を借りられるようになります。

しかし同じ過ちを繰り返してしまうと、信用力がかなり低下するので、その会社では二度とお金が借りられない可能性もあります。

うっかりミスによる延滞はどこまで許されるか

うっかりミスによる返済遅れや、支払い金の不足などは、長期間続かなければブラックリストに載ることはありません。

問題が生じるのは、クレヒスという支払状況を表示する部分で、ここには、借金の未支払いや返済金の不足の情報が2年分記載されています。

クレヒスに問題があるとクレジットカードの審査に落ちる確率が高まるので、返済金の遅れや不足がないように返済期日をしっかり管理しなければなりません。