過払い金

アイフル、アコム、プロミス…膨らむ借金、債務整理で利息免除

私は今から17年前の当時私が東京都内の私立大学に通う大学3年生の時に生まれて初めてクレジットカードのアメリカン・エキスプレスカードを作って買い物をした事が最初の借金体験でした。

彼女に見栄を張りたくた借金地獄に突入

今考えればクレジットカードをリボ払いにしておけば元金は減らないものの、新たに消費者金融から借り入れをせずに毎月返済をして行けたのですが、当時は一括でクレジットカードの借り入れ分を毎月返済する事にこだわってしまっており、その事が私を借金の泥沼に落としこんで行く原因となってしまったのです。

私がクレジットカードを含めて複数社の消費者金融からの借り入れを行った理由としては、当時お付き合いをしていた彼女の前で良い格好を見せようと高い洋服を購入して彼女の前で見栄を張ったことです。また、交際費用を消費者金融からの借り入れでまかなっていました。

さらに、当時私が勤めていたガソリンスタンドの通勤の帰りに夜道で中年女性と接触事故を起こし、原付バイクに乗っていた私はその中年女性に25万円の慰謝料と治療費を支払う事になって消費者金融からお金をキャッシングして慰謝料と治療費を用意するなど、悪い事が重なった事も当時私が消費者金融からの借金を膨らませる原因となったのでした。

私は大学生だった当時、クレジットカードはキャッシング枠の10万円の限度額一杯まで1年足らずで使いきってしまい、ショッピング枠だけが1万円程度僅かに残っている状態でした。その1万円程度残っていたショッピング枠でスーパーで買い物をし、1万円分の食料で2ヶ月間しのいだ事もありました。

特定調停から3年で借金完全返済

1万円分の食料で21歳とか22歳の当時の私の食欲は当然満たせず、バイト帰りなどにはふらふらとして意識朦朧としてしまう事もありました。そんな状況でも私は彼女の前で着る洋服やアクセサリー代などは消費者金融で借り入れをしたお金で捻出していたのですから、いびつな金銭感覚を当時の私が持っていた事には変わりはなかったと自覚しています。

私は武富士、アイフル、アコム、プロミス、シンキ、レイク、スタッフィ、アメリカン・エキスプレスからの借金総額が2002年頃には180万円に達し、どこの金融業者からも新規で借り入れをする事が出来ない状態に陥り、2004年に特定調停という形で債務整理を弁護士に依頼する事となりました。

弁護士に特定調停を依頼する事を思い立ったのは、特定調停は一般人の素人でも申し立てをする事は出来るものの、素人の債務者が1人で消費者金融の担当者と話し合いを持って特定調停を行っても利息の減率や利息の免除といった条件は得られにくいという情報をインターネットで見ていたからでした。

その後私は無事に弁護士の先生が特定調停申し立ての代行と消費者金融の担当者との話し合いに臨んでくれたおかげで消費者金融の業者全てから利息の免除を勝ち取る事が出来、特定調停の申し立てから3年かかって180万円の借金全額を全て完済する事が出来ました。