セディナでの過払い金発生目安
利用者の多くは旧OMCカード(ダイエーで作ったクレジットカード)の利用者です。
裁判をしなくても発生した過払い金元金(セディナが計算した金額)の100%に近い返還額を取り戻すことができます。
セディナで過払い金の計算金額に差がある場合は裁判をすることがありますが、その場合でも早期に解決できることが多いです。
過払い金の返還時期は平均で和解してから4~6ヶ月ほどですが、裁判をした場合、3~4ヶ月と少し早くなります。
※返還率とは過払い金の発生金額に対する業者から実際に戻ってくる過払金の割合であり、ご依頼者様へのご返金はこの回収金から報酬を差し引いた後の金額となります。
セディナでの過払い金回収までの期間
個人での過払い金請求には厳しい対応。
しかし弁護士・司法書士から請求すれば、満額回収は比較的容易。
セディナ(OMC)過払い金の対応は信販会社の中でもよい方です。弁護士・司法書士からの請求に対して話し合いでの和解交渉でも過払い金元金満額ベースの提案もあったりと柔軟に対応。しかし過払い利息まで請求するには裁判が必須。
セディナ過払い金返還請求から入金までの期間は6カ月程度が目安となります。取引履歴の開示が早かった方は4~5カ月程度が和解の目安です。
セディナへの過払い請求の注意点
セディナに対する過払い請求の特徴としては、まずは取引履歴の開示にとても時間がかかるということがあります。遅い時には、4か月程度かかっていたこともありました。
しかし、請求に対する対応は比較的よく、裁判上の請求を行っても、判決が出るまで争うということはほとんどなく、だいたいが和解で終わります。取引が昭和の時代から継続しているようなケースでは、履歴が完全に開示されない場合もあります。しかし、このような場合でも、履歴の冒頭の金額をゼロにした金額をベースに和解の話ができる場合が多く、他の履歴不開示業者(レイクやニコス)とは違い、それほど問題になりません。
また、セディナは信販会社ですから、キャッシング取引については過払いが発生していても、ショッピングについては残債務があるというようなケースもよくあります。このような場合には、キャッシング取引で発生した過払い金と、ショッピングの残債務を相殺し、相殺後の金額について返還を請求していくこととなります。
そして、セディナに対する過払い請求では、取引期間が長期間あるのに、過払いが発生していないということがたまにあります。これは、ショッピングセンターのダイエーや、OMCカードに勤務していた方についてなのですが、社員に対する利率の優遇のようなものがあり、利息制限法の上限を超えていないようなケースもあるためです。いくら長期間取引していても、利息制限法の上限を超えていなければ、過払いは発生しません。この点には注意が必要です。
過払い金の支払い時期は、和解成立から3ヶ月程度が多くなっています。
セディナへの過払い金請求は個人で過払い金請求は不利なのか?
個人で過払い金請求をした場合、よく聞く声としては「相手の言いなりになってしまった」「和解を申し出されたが、本当のところいくらの過払い金があるのかわからない」「裁判に出廷するとは思わなかった」など、解らない事だらけな上に、裁判を申し出ると自分で出廷しなければならなくなったりと、時間と手間、そして不安な事が多いようです。
当事務所へ依頼された場合は、委任契約後は、すべて弁護士があなたの代理人となって、セディナとの話し合いや裁判になった場合の手続き、出廷もすべて行います。
またセディナに過払い金請求をした場合、当弁護士事務所へ依頼いただければ、現在(2014年)のところ100%回収を狙って手続きをします。
セディナへ過払い金請求する際の書類など
過払い金請求は、過去に遡って取引を調べますが、ほとんどの場合、過去の取引の書類は持っていないのが普通でしょう。
でも、ご安心下さい。すべての取引データはセディナ側は保管しております。
よって、当事務所へ依頼いただいた場合、このデータ(取引履歴)も代理として取り寄せし、過払い金の詳しい計算を行います。
セディナ過払い金回収の流れ
①事務所へ無料診断・計算依頼
②事務所より、ご回答申し上げます。
③過払い金が発生している可能性が高い、又は今の借金の減額ができる可能性が高い場合は、委任契約を締結します。
委任契約…過払い金の調査、請求手続きについてご自身の代わりに当事務所の弁護士が代理人になる契約。
④詳細の計算報告
この段階で過払い金が出ない場合は調査終了となり、手続きは終了となりますので、費用は一切かかりません。
⑤詳細計算の結果、過払い金の発生を確認いただいたら、手続き開始。
⑥過払い金回収終了
セディナの金利
セディナの前身会社のの金利はグレーゾーン金利での貸し付けをしていました。ですので、長期間セディナと取引をしていた方は過払い金が発生する可能性が高いです。ただし、セディナ(の前身会社)は2007年前後に法改正後の年率金利を下げる対応をしました。従って2007年以前にセディナ(の前身会社)と取引がある方は、ほぼ間違いなく過払い金が発生すると思われます。なお現在のセディナの金利は、10.8%~16.8%となっています。
過払い金請求に対するセディナの対応
セディナに対する個人任意交渉での満額回収は難しいでしょう。しかし、弁護士や司法書士に依頼すると満額回収も比較的容易になります。本人が直接セディナと任意交渉した場合、過払い金の回収率は満額の50~70%ほどです。もし弁護士や司法書士に依頼して任意交渉すると回収率は70~90%になる可能性があります。
また、裁判による徹底的な交渉をするのであれば、満額回収の可能性は飛躍的に上がります。個人で訴訟を起こした場合、50~100%、弁護士や司法書士に依頼して訴訟を起こした場合は90~100%回収ができます。
過払い金請求に対するセディナの対応
セディナに対する個人任意交渉での満額回収は難しいでしょう。しかし、弁護士や司法書士に依頼すると満額回収も比較的容易になります。本人が直接セディナと任意交渉した場合、過払い金の回収率は満額の50~70%ほどです。もし弁護士や司法書士に依頼して任意交渉すると回収率は70~90%になる可能性があります。
また、裁判による徹底的な交渉をするのであれば、満額回収の可能性は飛躍的に上がります。個人で訴訟を起こした場合、50~100%、弁護士や司法書士に依頼して訴訟を起こした場合は90~100%回収ができます。
セディナ過払い金請求の注意点
・過払い金返還請求や任意整理をすると、今後*セディナカードを利用することができなくなります。
・セディナカードのショッピング利用がある場合は、その残高と過払い金が相殺されます。ちなみに、ショッピング利用分は法定内貸し付けのため、過払い金は発生いたしません。
セディナについては、旧OMC、セントラルファイナンス、クオーク分すべての契約が手続きの対象となります。例えば、クオーク分について過払い金返還請求を行うと、旧セントラルファイナンス分のカードは利用を続ける事ができなくなります。
セディナカードの再発行に関して
セディナカードの場合、過払いの状態で解決した場合は、手続き後新たに申し込みをすれば再審査をした上で、再度カードを発行することができるようです。詳細は直接セディナにお問い合わせください。
セディナの過払い請求体験談
特に大きな理由はありませんが、10年ほど一人暮らしをしていましたので飲みに誘われることも多く、月末に飲み代が足りなくなるとだらだらとOMCカードからキャッシングを繰り返していました。
その額は気がつくと50万円ほどになっていました。
月々返済はしていましたが、元本分は全く減らないという状態でした。
そんな時、結婚が決まったのです。
今まで自分に借金があるということは隠していましたが、さすがに彼女に隠しきれなくなって借金の事をすべて告白しました。
すると彼女は自分の預金から借金を全部肩代わりしてくれたんです。
本当に恥ずかしい話ですが、その時はその好意をありがたく受け入れて借金を完済して結婚しました。
結婚後しばらくたって、妻が過去のキャッシングについて過払い金があるのではないかと言い出したのです。
ネットで調べてみると、OMCカードはセントラルファイナンスとクオークという3社が合併してセディナという会社になっていることが分かりました。
会社名も変わっていますし、本当に返還してもらえるのかという心配もあったので色々と検索してみると、OMCのキャッシングは28パーセントほどの利率で貸付していたという事実が分かり、あまりにも驚いたため自分でセディナに電話をして問い合わせしてみることにしました。
すると簡単に過払い金の存在を認め、丁寧な対応で過払い金のうち6割を払うと言ってくれたのです。
自分で全ての手続きをすると専門家に依頼するよりも費用が安くあがると言うので、何とかならないかと思い、まずはセディナに取引履歴をお願いすることにしました。
ですが1ヶ月ほど経っても送られてこないため、仕方なく自分で計算してみることにしましたが抜けている部分も多く、はっきりしません。
自分の力不足に限界を感じたため、ネットで過払い金返還に実績豊富な弁護士さんを見つけたので、話を聞いてもらったのです。
弁護士の話では、セディナは決して経営は厳しくないが、専門家を通して交渉しないと6割以上の和解額は取れないと言われました。
それで一切をその弁護士さんにお願いすることにしたのです。取引履歴は、その後2ヶ月経った頃ようやく送られてきました。
セディナとの交渉は、最終的に訴訟に持ち込まれましたが、第一回期日前に5パーセントの過払い利息を含めた満額和解で解決しました。
和解後は3ヶ月もしないうちに過払い金の支払いがあったと思います。
私は成功報酬と10,000円の基本報酬を弁護士さんにお支払いしましたが、手元に15万円も残りました。
多少の費用がかかっても自分自身で手続きするより多くのお金が残ったのです。
やはり始めから専門家に相談すべきでした。妻も良い結末に満足しています。
セディナの会社概要
商号 | 株式会社セディナ |
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本社所在地 | 愛知県名古屋市中区丸の内3-23-20 |
資本金 | 828億4,300万円 |
貸金業者登録番号 | 東海財務局長(10)第00166号 |
関連 | 株式会社プロセント、株式会社シーエフ信用保証、株式会社シーエフ債権回収、エムシーエス債権管理回収株式会社、オーエムシーカード、セントラルファイナンス、クオーク |