過払い金

青森市で過払い金請求した人の口コミ・評判

青森市で過払い金請求のできる司法書士・弁護士事務所

弁護士法人きわみ事務所

事務所詳細
住所1 大阪府大阪市北区東天満1-10-14 MF南森町2ビル11階
住所2 東京都千代田区神田富山町5-1 神田ビジネスキューブ8階
電話 0120-763-038
営業時間 平日9:30~18:30(定休日:土日祝日)
HP https://kiwami-kabarai.com/
債務整理料金
任意整理 1社当たり 6万円
過払い金請求 事務手数料2万円+基本報酬4万円+返還額の20%~
自己破産 お問い合わせください
個人再生 お問い合わせください
きわみ事務所は全国対応可能です。
借金問題でお悩みの方、債務整理をお考えの方、過払い金請求をご検討されている方はお気軽にきわみ事務所までご相談ください。
債務整理・過払い金請求のご相談は何度でも無料で受付いたします。

青森市で多い過払い金請求について

過払い金が発生している可能性が高い人

基本的に2010年以前に消費者金融、クレジットカードでお金を借りていた方は可能性があります。

過払い金請求のメリット・デメリットとは?

しかし大手の業者に関しては2006年のグレーゾーン金利撤廃の政府発表後(施行は2010年)1年以内に金利を改定している場合が多く、大手からの借り入れの場合は2007年以前の借金が対象になる場合が多いです。

中小や一部大手でも発表後も継続してグレーゾーン運営していたところもありますが、中小の場合、倒産してしまっていたり、吸収合併されていたりするので注意が必要です。

過払い金請求の注意点

グレーゾーン金利の撤廃で加熱した過払い金請求の負担に耐え切れずに倒産してしまった業者も数多くあり、アナタが借りていた業者がちゃんと今も営業しているか確認をしましょう。

また当時と会社名が変わっていたり、吸収合併で分からなくなった業者も多いです。倒産などで会社がない場合は別として、何らかの形で残っていれば請求は可能になります。

また完済から10年が過払い金の時効になりますので、期限が迫っている方は急がないと間に合わない可能性もあります。

返済中に過払い請求をする場合

返済中の過払い金請求でも、過払い金で借金が無くなるような事案であれば、ブラックリストには登録されません。しかし、残債が残る場合は、債務整理として登録されてしまうので要注意です。

また、過払い金請求をした業者がクレジットカード会社だった場合、キャッシングは完済したと思って安心していたけれど、ショッピング返済が少額残っていたことで、残債残りと判断されブラックリストに登録されてしまったという事例もありますので注意が必要です。

請求前の必須知識!過払い金が発生する業者としない業者

グレーゾーン金利時代から利息制限法の範囲内で貸付をしていた金融業者はどれだけ過払い金請求をしてもそもそも払いすぎている可能性がありません。また、主な金融業者で利息制限法に基づく金利に改定した時期を知ることで自分に過払い金がありそうかなさそうかの判断がつくようになります。

過払い金が発生しない業者
モビット・アットローン・DCキャッシュワン・オリックス・クレジットこの辺の消費者金融・信販会社は過払い金の可能性はありません。また、銀行カードローン、信用金庫、労金、JAなどはもともとが低金利であるため過払い金の可能性はゼロとなります。

過払い金請求のリスク

その電話ちょっと待った!過払い金CMに飛びつくリスク

過払い金CMは、ここ数年うざいほど多い!借金とは無縁の方からすれば、あの声優から放たれる独特の声で、最近はハイテンションと、しつこい、胡散臭い、うるさいというリスク・デメリットだけ。

一部報道によると、某司法書士法人は受任件数として過払い金請求全体の2割を独占しているとのこと。確かにあの勢いでCMを流し続ければ、認知度は上がり、何も知らない依頼人としては安心感にもつながり、なんとなく無料相談してしまうリスクがある。

しかし、その反動なのか下記理由で依頼先を変更したいという相談があとを絶たない。

(1)手数料が高い(面談時の説明が曖昧・あとから追加費用を請求された)

(2)対応が遅い(半年以上連絡なし・担当者たらい回し・説明がコロコロ変わる)

(3)5割が限界(回収率が低い・面談時は調子いいこと言ってた・返金までが遅い)

事務所選択を間違えると、あとあとややこしくなるリスクがあるので、事前にしっかり口コミなどチェックし万を持して相談が吉!

大手は大量受任の影響で1人1人きっちり処理できてないみたい。ネット上にある口コミやHPを事前に確認しリスク回避してね!ちゃんと調べてもなお、CM事務所がいいなら問題ないけどね(笑)

過払い手数料がリスク!?高い報酬にだまされないで!

まず大前提として法律事務所によって手数料が異なる。どこに頼んでも費用が同じと考えていた方、弁護士費用に差はないのでは?と思っていた方はリスクあり!

つまり依頼する事務所によって仮に「100万円過払い金が回収」できても「手元に戻ってくるお金」が減ってしまう!というデメリットがある。あなたが頑張って返済した借金。手数料は出来るだけ安いに越したことはない。費用リスクは大きい!

特に下記2点を請求する事務所はビジネス色が強いのでリスクあり。
(1)減額報酬(げんがくほうしゅう)
(2)その他費用

手数料比較は重要なポイント。どこに頼んでも同じではないよ。テレビCMの告知どおり、過払い金は1人平均80万円以上発生する。10万円以上違うことに・・

家族に知れたら離婚も覚悟?周囲に内緒で手続きするリスク

家族や職場、友人に内緒で手続きしたいというニーズは非常に多い。理由として、消費者金融で借金をした事実は、あまり周囲に知られたくないナイーブな過去という性質があるのではないか。

周囲に秘密でお金が戻ってくる、かつリスクやデメリットがないなら、過払い金請求をしてみたい!というニーズになるだろう。ではそのようなことは可能なのか?

周囲に知られるリスクがある代表的なケース

(1)事務所からの電話・通知・情報漏えい
(2)業者・裁判所からの電話・通知・情報漏えい
(3)ブラックリストが理由で審査に落ち怪しまれる

(1)について、弁護士・司法書士であれば、依頼時に連絡郵送の確認を徹底配慮するのが原則。また守秘義務があるため、業務上知りえた情報を周囲に漏らすことはない。

(2)について、業者は代理人が入れば直接本人へ連絡は禁止なので問題なし。裁判所については、一部本人へ直送される書類があるのでこの点を注意すればよい。

(3)について、ちょっと考えすぎかもしれないが、新規にクレジットカードが発行できなかった場合などで家族から怪しまれるといったところか。

基本的には、業者・裁判所から本人へ連絡がいくことはないので、事務所と本人との連絡方法さえ気を付けていればリスクはないはずではある。

しかし、事務処理ミスにより誤って郵便を送ってしまうケースも考えられるので、そのあたりのリスクを考慮し依頼する事務所選択にはくれぐれも注意すること!

お金が戻ってくるのはいいけど、ややこしくなるなら過払い請求したくないよね。おススメは、過払い金請求を専門でやっている所であれば空気読めると思うよ。

過払い請求するとブラックリスト?審査への影響リスク

過払い請求すると「ブラックになっちゃうんですよね?」という相談をまれに受ける。そしてブラックになると、クレジットカードが作れない、キャッシングできないリスクなど、今後お金が借りれないのはデメリットということだろう。

結論ブラックリストなど存在しないが、これに該当すると思われるのが信用情報。信用情報(しんようじょうほう)とは、簡潔に言うと過去に借金をした際の成績表。そして実はこの情報、カード審査に通過する重要要素の1つとなっている!

カードローン・クレカの審査に落ちる代表的なブラック情報

(1)延滞   支払いが滞りがちの方。長期延滞など
(2)債務整理 返済が厳しく支払い条件を見直したなど
(3)その他  過去借金を約束どおり返さなかったこと全般

つまり、借りたお金は約束どおり返済するのが原則。ちゃんと返済しないと成績表にマイナス記録が残っちゃう。マイナス記録があるとお金を貸す側はリスクなので、審査に通せないということ。

ところで「あれ?過払い請求が入っていない!」と思われるだろう。ということで過払い請求はちゃんと借金を完済した方がするもの。だからマイナス情報ではない!つまり、過払い請求はブラックリストと関係なし!

過払い請求=ちゃんと頑張って借金完済したのでブラック関係なし!ブラックリスト=借りたお金をキチンと返済できなかった人。返済日なんて数日くらい遅れても平気かな・・と思ってた方は気を付けて。

過払い金請求と住宅ローンとの関係。影響リスクを検証

過払い金請求をする際、すでに住宅ローンを組んでいる依頼人は多い。また、将来ローンを利用して不動産を購入したい依頼人も多くいる。そこで今後審査への影響リスクを心配して過払い請求を躊躇している方は多いのではないか。

住宅ローン審査で重要視されるポイント

(1)申込時年齢と完済時年齢
(2)年収と返済負担率
(3)勤務先の勤続年数・雇用形態
(4)債務(借金)状況
(5)健康状態

貸す側の銀行サイドは、何千万円の貸付リスクがあるため返済見込みは必須だろう。そこで(4)の借金状況であるが、いくら収入があっても現在の負債が多いと、毎月の返済リスクがありデメリットとして考えるようである。

消費者金融で多重債務 → 今後の返済プランが心配・・
完済後の過払い金請求 → 上記と関係なし!

まとめ

現在利用中の住宅ローン  → 影響なし(過払い請求して影響が出た報告はない)
将来利用予定の住宅ローン → 影響ないと考える

銀行にとって将来数千万単位の利息収入に繋がる住宅ローンで、100万円程度の過払い請求した事実が審査に影響あるとは思えないよね。気になる人は、事前にローンを組んでからゆっくり過払いするのもありかもね!

過払い金請求をするとブラックリストに載ってしまうの?

過払い金請求のデメリットとして、「過払い金請求をするとブラックリストに掲載されてしまう」ということを聞いたことがあるのではないでしょうか?そのようなデメリットを避けるために知っておくべきことを書いていきます。

(1)そもそもブラックリストって何?

よく「ブラックリスト」と言われますが、これは信用情報機関が行う返済能力に関する情報のことです。つまり、貸金業者がお金を貸しても返済が難しいと思われる方が信用情報機関に情報を掲載されることとなり、いわゆる「ブラックリストに載る」こととなります。

具体的には、債務整理(自己破産・民事再生・任意整理・特定調停)の事実や返済の遅れなどの事実が発生した場合に、ブラックリストに載ることになります。

(2)ブラックリストに載ってしまうとどうなる?

前述の通り、信用情報機関(ブラックリスト)は、貸金業者がお金を貸しても返済が難しい人に対してお金を貸してしまい、貸し倒れを防止する点にあります。そのため、ブラックリストに載ってしまうと、5~7年間程度お金を借りることができなくなってしまいます。もっとも、ブラックリストはあくまで信用情報機関が貸し倒れを防ぐための情報なので、仮にブラックリストにのったとしても、家族に知られることはないでしょう。

(3)どのような場合にブラックリストに載ってしまう?

そうすると、気になるのが過払い金請求をした場合にもブラックリストに載ってしまう?ということではないでしょうか。

以前は、過払い金請求をした場合にも信用情報機関に「契約見直し」等の情報が登録され、ブラックリストに載ってしまうことがありました。そのため以前は、ブラックリストに載らないために完済してから過払い金を請求する、という手法が採られていました。しかし、そもそもの問題として、過払い金請求というものは債務整理と性質が異なります。

これを受け、金融庁は「そもそも信用情報とは支払い能力に関する情報であり、過払い返還請求の有無は信用情報ではなく信用情報機関に掲載されるべきではない」という見解を示しました。これにより、過払い金請求があった際に、信用情報機関に履歴が登録されることがなくなりました。

(4)ブラックリストに載っても消してもらう方法がある?

ちなみに、以前過払い金請求したことがある方で、もし、登録されるはずのない自分の過払い金返還請求の履歴が信用情報機関に「事故情報」として残ってしまっている場合、登録を消してもらうことが可能です。

具体的な方法としては、事故情報の届出をした会社(貸金業者)に対して、「事故情報取り消し申立書」を出してみましょう。出し方は郵便などでよいでしょう。

A4の用紙1 枚程度に一般的な書式でいいかと思いますが、そこに

・過払い金請求とこれに伴う金銭返還の事実(和解の事実なども含む)
・事故情報の記載の事実
・事故情報の取り消しの要求(過払い金を返還してもらっただけで、債務整理ではないことを理由とする)
・14日間以内に取り消されなければ、金融庁への行政指導の申し立てをする旨の通告

などを記載するとよいでしょう。

青森市について

青森市(あおもりし)は、青森県の中央部に位置する市である。津軽地方・東青地域に属する。同県の県庁所在地であり、中核市に指定されている。青森湾に臨む交通の要地。中心市街は江戸初期に建設された港町に由来。三内丸山遺跡や青森ねぶた祭が知られる。

地理

本州最北の県である青森県のほぼ中央に位置する。県の西半部を指す津軽地方にあっては北東部に位置し、東津軽郡の町村と東青地域を構成する。青森平野を中心とし、北は陸奥湾の支湾である青森湾に面し、南部から東部にかけては奥羽山脈の北端部にあたる八甲田山・東岳山地の山が連なり、西部で市域は津軽半島の脊梁山脈である梵珠山地や津軽平野に広がる。市街地は青森湾沿いの中心市街地から青森平野上を扇状に展開しており、行政都市・商業都市・交通都市・港湾都市の性格を有する。

東北地方を縦貫する路線および本州と北海道をつなぐ路線の結節点であり、日本国内の交通・物流における要衝である。西の津軽半島と東の夏泊半島に抱かれた青森湾奥に青森港があり、函館港との青函航路をフェリーが運航している。鉄道は新青森駅が東北新幹線の終点、北海道新幹線の起点となっている。また、青い森鉄道線(旧東北本線)と奥羽本線が青森駅で合流して終点となり、津軽線が津軽半島の青森湾沿いを北に延びている。道路は東北自動車道が青森インターチェンジで終点となり、国道4号と国道7号も中心部で終点となって接続している。また、南西部の丘陵地には青森空港がある。

陸奥湾はその大きさに対して湾口である平舘海峡の幅が狭いため外洋の影響を受けにくい。湾外から入った波浪は拡散するため、波高が小さく穏やかで、また潮汐によって流入・流出する海水が限られるため干満差も小さい。こうした環境は養殖漁業や港湾に適しており、沿岸ではホタテの養殖が営まれ、湾奥の青森港は岩礁もなく静穏度が高い天然の良港となっている。

南東部の八甲田山一帯は十和田八幡平国立公園に指定されており、四季を通じた観光地となっている。北東部の浅虫地区は浅虫夏泊県立自然公園に指定されている。市内には温泉が多く、八甲田山麓の酸ヶ湯や湾岸の浅虫温泉などがある。

地形

山地は青森平野を囲むように存在し、奥羽山脈に属する南部の八甲田火山地と東部の東岳山地、および津軽山地に属する西部の梵珠山地に分けられる。田代平湿原がある田代平は八甲田カルデラ(田代平カルデラ、先八甲田カルデラ)のカルデラ湖の跡であり、その北東の山列はカルデラの外輪山。八甲田山はカルデラに噴出した南北2つの中央火口丘群の総称であり、約20体の火山体で構成される。

奥羽山脈

八甲田火山地
北八甲田:大岳、高田大岳、井戸岳、赤倉岳、小岳、硫黄岳、田茂萢岳、前嶽、雛岳、石倉岳
南八甲田:駒ヶ峯、横岳、逆川岳
東岳山地:折紙山、東岳、高森山
八甲田カルデラ外輪山:石倉山

津軽山地 – 梵珠山地:馬ノ神山、梵珠山

丘陵地は八甲田山の山麓部になっている火山性の八甲田火山丘陵と梵珠山地の山麓部になっている非火山性の大釈迦丘陵がある。
八甲田火山丘陵:雲谷峠、鷹森山、女蛇山
大釈迦丘陵:眺望山
青森平野は主要部の深沢平野と北西部の上磯平野に分けられる。深沢平野は堤川などによって形成された沖積平野で、上磯平野は海底が隆起した海岸平野。島は浅虫地区に湯ノ島と裸島がある。

河川・湖沼

河川
一級河川 – 7河川
岩木川水系:十川、浪岡川、大釈迦川、赤川、正平津川、王余魚沢川、本郷川
二級河川 – 21河川
堤川水系:堤川、駒込川、横内川、合子沢川、牛館川、入内川
沖館川水系:沖館川、西滝川
四戸橋川、六枚橋川、内真部川、奥内川、瀬戸子川、天田内川、新城川、赤川、沼川、野内川、貴船川、根井川、浅虫川

湖沼

天然湖
火口湖:赤倉沼
爆裂火口湖:地獄沼、鏡沼
堰止湖:横沼
湧水池:グダリ沼

人造湖:野木和湖
ダム湖:下湯平成湖(下湯ダム貯水池)、浅虫ほたる湖(浅虫ダム貯水池)、浪岡ダム貯水池、本郷ダム貯水池

隣接している自治体

黒石市、五所川原市、十和田市、平川市
東津軽郡 平内町、蓬田村
南津軽郡 藤崎町
北津軽郡 板柳町
上北郡 七戸町

気候

冬季は降雪が多く、全域が特別豪雪地帯に指定されている。最深積雪の平年値は111cm。年間降雪量は669cmにおよび、この規模の都市としては世界一の豪雪都市である。ただし、年によっては旭川市が世界一になることもある。 1931年2月23日に-24.7℃を記録しているが、近年は暖冬化、都市化により-10度までさえ下がることも稀になった。冬季の平均最低気温も大幅に上昇し、現平年値では1961~1990年平年値と比較すると、1月が-5.0℃→-3.9℃に、2月は-5.2℃→-3.7℃と大幅に上昇している。夏は比較的蒸し暑くなり、8月の平均気温は23.3℃で、日中は27.7℃に達する。1994年8月12日には過去最高の36.7℃を観測した。

大谷の気候

市南西部の青森空港がある大谷(アメダス名:青森大谷)は標高が198mと高く、都市化の影響も小さいために、冬の朝の気温は4〜5度ほども低くなり、2011年1月27日には-14.8℃を観測している。

酸ケ湯の気候

市南東部の八甲田山麓にある酸ケ湯温泉は、標高890mに位置し、非常に寒冷な気候として知られている。1月の平均気温は-7.6℃と亜寒帯湿潤気候(Dfb)に属し、1月の平均最高気温は-5.1℃にしかならず、醜寒で有名な北海道内陸の幌加内町(-4.3℃)、占冠村(-4.0℃)や陸別町(-2.8℃)などの地域の最高気温よりも低い。厳寒期には日中でも氷点下10度以下となることも少なくなく、しばしば日中の気温が日本一低い場所となることもある。日本屈指の豪雪地帯でもあり、1996年寒候期の積雪量は2376cmに達し、過去最深積雪は2013年2月26日の566cmである。

歴史

前近代

縄文時代には集落が築かれていた(三内丸山遺跡)。室町時代には南部氏支族である堤氏の領地であった。堤氏は戦国時代末期に津軽氏に攻め滅ぼされ、外ヶ浜は弘前藩の領地となった。青森は弘前藩(津軽藩)初代藩主津軽為信のときに開港が計画されたといわれ[9]、構想を引き継いだ2代藩主津軽信枚とその家臣である森山弥七郎によって寛永期に港町が築かれ、その後商港および北方との交通港として発展した。

居城弘前城の建設(1611年(慶長16年))と城下町弘前の整備を終えた弘前藩は江戸との海運を目的とした港の開発を企図した。信枚は森山を開港奉行に任じ、1624年(寛永元年)善知鳥村(うとうむら、青森の古名)に港を開いたが(廻船運航の許可を得た1625年(寛永2年)または町割りがされた1626年(寛永3年)が開港年とされることもある)、このとき海岸付近にハイネズ(浜松・磯馴松(そなれまつ))が繁茂する高さ一丈(約3メートル)ほどの小丘があり、「青森」と呼ばれて漁船が帰るときの目標物になっていたことから、開港に際してその名を採って青森村と改称した。

次いで1626年(寛永3年)に信枚は森山に青森の町づくりを命じ[10]、浜町・本町(大町)・米町の3町がつくられ、青森町が成立した(当時は「青盛町」との表記もあった)。同年、土地と建築資材の無償提供、10年間の免税などの条件が示されて移住が奨励されると、近江・越前などから移住が相次ぎ、開港からわずか数年で戸数1000ほどの町が形成された。江戸中期以降弘前藩最大の港および城下弘前に次ぐ町となった。

浪岡

浪岡には室町時代北畠親房の子孫が移り住み(浪岡北畠氏)、浪岡城を拠点に戦国大名化して北津軽・東津軽に勢力を張ったが、大浦為信(津軽為信)に攻め滅ぼされた。江戸時代、青森と弘前の中間に位置する浪岡は羽州街道の宿場として栄え、多くの人や物資が行き交った。

年表

縄文時代前期中葉 – 中期末葉(約5500年 – 4000年前) – 三内丸山遺跡(特別史跡)の集落が繁栄する。
縄文時代後期前半(約4000年前) – 小牧野遺跡(国の史跡)の環状列石が構築される。
平安時代(10世紀頃 – 12世紀頃) – 高屋敷館遺跡(国の史跡)の環壕集落。
1190年(文治6年) – 大河兼任軍と鎌倉軍が善知鳥前の梯(現在の善知鳥崎)で戦う。
応永年間(1394年 – 1428年) – 北畠親房の子孫が浪岡に来住。
1460年代 – 浪岡北畠氏、浪岡城(国の史跡)を構築。
1498年(明応7年) – 南部信時の四男堤光康、横内城を構築。
1578年(天正6年)7月 – 浪岡城、大浦為信(津軽為信)に攻められて落城。
1585年(天正13年)3月 – 大浦為信、外が浜を攻略。一帯は大浦氏(津軽氏)の領有となる。
元和年間(1615年 – 1624年) – 野内番所が置かれる。
1624年(寛永元年) – 弘前藩、善知鳥村に港の建設を始める。
1625年(寛永2年)5月 – 弘前藩、津軽から江戸へ廻船を運航する許可を幕府より得る。
1626年(寛永3年)4月 – 弘前藩、森山弥七郎に町づくりを命じる。
1671年(寛文11年)7月 – 仮屋(藩の出先施設)が設置される。1864年(元治元年)7月から1869年(明治2年)11月までは陣屋と称する。
1688年(元禄元年)10月 – 安方町に湊番所が置かれる
1783年(天明3年)7月 – 青森騒動。
1865年(元治2年) – 幕府より蝦夷地(北海道)への渡海地に指定される。