わずかの退職金は出ましたが、それも3ヶ月ほどで底を付き、その後の生活費に困るようになりました。妻もパートに出ており、10万円ほどの収入はありましたが、それでは全然少なく、自分も働かなければとわかってはいたのですが、クビキリのショックがあり、やる気が湧いてきませんでした。やがて、貯蓄も無くなっていき、どうしようもなくなったときに持っていたクレジットカードでキャッシングをしてしまったのでです。
勤務していた会社の本社の業績が低迷し、撤退により借金生活に
十数年前、本社の業績が低迷し、地元にあった営業所が撤退してしまいました。それに伴って、現地採用の社員はクビキリ。自分も現地採用であったため、当然、退社を余儀なくされました。
わずかの退職金は出ましたが、それも3ヶ月ほどで底を付き、その後の生活費に困るようになりました。妻もパートに出ており、10万円ほどの収入はありましたが、それでは全然少なく、自分も働かなければとわかってはいたのですが、クビキリのショックがあり、やる気が湧いてきませんでした。やがて、貯蓄も無くなっていき、どうしようもなくなったときに持っていたクレジットカードでキャッシングをしてしまったのです。
自分が就職を探し働けば少しは違ったと思いますが、当時はやる気がでず、仕事への意欲もありませんでした。もしかすると軽い鬱だったしれません。そのせいで、借金が膨らんだという気もします。
もう少し自分が何か対処をしていれば、多重債務はなかったと思うのですが、突き進んでしまいました。一度借りると、その簡単さに次も借りてしまいました。借りては返し、返しては借りて、という生活が続いていきました。
妻にも止められたこともありましたが、どうすることもできず、借り続け。妻も両親に相談をしようとしたのですが、恥ずかしいことと思い、相談することができなかったそうです。
それも、多重債務へ進んだ要因かもしれません。
それから多重債務、借金も増え、最後には返済ができないとう状況に陥りました。
クレジットカードを2枚ほど持っていたのですが、新しく作るのも面倒であったため、手っ取り早く利用できる持っていたクレジットカードを利用しました。銀行のATMでも利用できたため、近くの銀行に足を運び、お金を借りました。最初は10万円だったと思います。借りた時はすぐに返せばいいかなと思いましたが、なかなか思った以上に大変でした。
クレジットカードでのキャッシングは後ろ向きの借金のイメージがあり、借りてはならないという悪いイメージがありました。クレジット機能を利用するときは全然ないのですが、同じカードを利用するのでもキャッシングは後ろめたいイメージがありました。そのため、借りるときは、人目につかないよう用心しながらATMを操作した記憶があります。
一度のキャッシングがだんだんと、返済ばかり考えていました
最初のキャッシングを一括払いにしたために、次の月に返済しなければならず、その手当のために2枚目のカードでキャッシングをしてしまいました。最初に借りた時にローン返済にすればよかったのですが、全然仕組みが分からず一括払いでの返済を選んでしまい、それが首を絞めてしまいました。返済日には、2枚目のカードでキャッシング。当然、10万円近い金額を借り入れ、返済。
これがだんだんと膨れ上がっていき、かなりの金額になってしまいました。たぶん、俗に言う多重債務だったのでしょう。クレジットカードで借りては支払い借りては支払いを続け、とうとう多重債務になってしまいました。
どこかで、借りることをやめるとか、両親に相談するとか、もしくはカードローンに切り替え、返済額を少なくするという方法をとっていればよかったのでしょうけれど、そのころは無我夢中であり、返済しなきゃという考えで頭がいっぱいでした。とにかく借りることだけで、返済はあまり考えていなかったかもしれません。
もうお金がないので、家計のやりくりは大変でした。食費は抑え、外食はなし。買い物も極力しなくなり、散髪もなし。子供の幼稚園費、アパートの家賃も滞納をするようになりました。子供から祭りなのでお金が欲しいと言われてもあげるお金がありませんでした。それが一番辛かったです。
極力車にも乗らず、出かけるときは近くの公園。お弁当を作り、公園で食べることくらいしかできませんでした。ショッピングを楽しむ、映画を見るなどできなくなりました。
もう一度、以前の生活を取り戻そうと思いました
やはり、滞納をするようになり、非常に惨めだったからだと思います。子供の幼稚園費、アパートの家賃、クレジットカーの支払い、そして光熱料などあらゆるものを延滞していきました。
携帯の料金もそうでした。
クレジットカードの会社からは遅れると連絡が来て、「いつ返済できますか」「いくら返済できますか」など連絡がありました。義理のお母さんが自宅で子供を見ていてもらったのですが、そんな電話が自宅にかかってきて、それに出たときなど、非常に辛い思いをさせたなと後悔いています。
また、電話にでなくなると、今度は再建回収会社の自宅訪問。そのとき、家族は息を潜め、立ち去るのを待っていたそうです。そんな辛い思いをさせたくない、という強い気持ちがあり、解決しようと決心しました。
自分でいろいろ調べ、知識武装をしました
まず、調べたのは、3社からかなりの金額を借りていて、返済をしていたので、その当時も話題になっていたのですが、過払い金請求が頭に浮かびました。返済期間もかなりの期間になっており、金利も調べてみると20%近い金利でした。もしかすると、これは過払い金請求の対象になるのではないかと思い、相談してみようと思いました。
市役所の窓口に住民票を取りに行ったときに、借金の無料相談会のポスターが名に入り、そこで相談してみようと決心しました。とりあえず、軽く相談してみて、なんとかなりそうな場合は過払い金請求。ダメな場合は自己破産も考えていました。
インターネットで債務整理、過払い金請求が話題になっており、調べました。債務整理は難しいと考え、とりあえずできることは過払い金請求だと思っていました。それで少しでも戻ってくるならばラッキーと思いました。
いろいろとしらべてみると、債務整理の場合、クレジットカードの借金ばかりでなく、車のローンなどローンというものは全て対象になるとのこと。そのため、車を返却しなければならない状況になったら嫌だなと思い、債務整理はやめ、残る過払い金請求をする方向で検討をしました。また、請求の手続き自体も簡単そうだと思いました。それもキッカだったかもしれません。
先生の心強い後押しと丁寧な説明により、勇気づけられました。
上記にかいたようにすべてのローンが対象になると思い、債務整理は選択しませんでした。また過払い金請求も、もしかするとヤクザ絡みのことになったら、嫌なだなという思いはありましたが、先生から詳細を伺い、よくある請求なので、カード会社も簡単にすませるという話しを聞き安心しました。
その話を聞いた後、請求に対する勇気が湧き、よくあるケースということにも安心しました。自分だけ特別なことと思っていましたが、結構、ケースとしてはあるようで勇気付けられました。また、期間的にも短めに終了するという話も依頼しようと思ったきっかけです。
相談し、話しをきくとかなり実績もあったようで、これなら心配ないと思い、相談しました。過払い金請求については、その手続きを知らなければ法的な知識もなく、するのであれば間違いなく専門家だと思っていました。自分でするよりも確実だと思ったからです。また、その当時は自分でする余力がありませんでした。日々の生活をどうするかということで頭がいっぱいで。
見た目と違い、人柄の良い先生でした
最初は相談会で対応していただきました。最初の印象は少し話しにくそうだと思っていましたが、実際に話しをしてみると非常に良い感じの方であることがわかりました。
また、全然固くなく、気さくな感じでの方でした。先生も、よく硬い性格だとか、話ずらいという心象を持たれると自分でも話しをされていました。今考えると人柄の良い先生でよかったなと思います。
相談会のあと、先生の事務所を訪問し、詳細を話しました。借りている金融機関の名称、金額など。それを聞いて先生は資料作りを行い、それをもとに請求をするとのことでした。
当然、金利や返済回数など事細かに聞かれ、後日、返済明細書も持参しました。その後は、経過説明や、都度、何か資料の提出などがあった際には事務所に伺いました。たぶん、月に2回程度だったと思います。
また、経過の説明は、先生の事務所から秘書の方が簡単に報告をしてくれました。その連絡のおかげで進捗が把握でき、安心できました。
巷では、請求をすると言って、手付金を取り、そのまま放置されるという話も聞いたことがあったので、もしかするとという不安はありましたが、経過報告のおかげで、その点は心配しませんでした。
たぶん、先生の方でもこちらが心配しないよう、気遣ってくれていたのだと思います。あとで知ったことですが、妻はだいぶ心配をしていた様子で、先生に電話で相談をしていたようです。それもあってか、私にも連絡をいれていただき、安心をさせていたのだと気がつきました。
思いがけない金額と、謝礼にびっくりしました
金額は130万円の残債がありましたが、実際にはその数年目から高い金利での返済を続けており、そこまでさかのぼって請求してもらいました。その分がかなり大きく40万円以上の返戻金がもどったのです。
そして、先生の謝礼はその2割程度という話で、合計10万円程度はたっらように記憶をしています。
以外に安い金額で手続きと交渉をしていただき、非常に助かりました。当初は高い金額を想定していましたが、逆に低い金額にびっくりしました。それまでの相談や連絡、資料作成のことをかんがえると逆に安く感じました。
その後は減額になった金額を分割で払うことになりましたが、毎月十分に返済できる金額で、そのころには就職も決まっていたので、完済することができました。会社を辞めさざるを得なくなり、その後、借金生活になり、そして過払い金請求をし、再就職も決まり、完済もすることができた。まさに人生何があるかわからないと思いました。これからの人生の糧になりました。
自分でもインターネットでしらべ、知識で武装しました
依頼前は当然、どのくらいかかるか不安でしたが、先生は明確に金額を説明してくれ、金額的な面は非常に安心をしていました。そのほかは特に不安はなく、先生を信頼していました。
請求については、相談会の際に聞いた通り、かなりの実績であったし、期間もそんなに長くなることはないというような話もありましたが、とことん戦ってやろうとおもっていたので、その点は心配していませんでした。
また、インターネットでも過払い金請求について研究し、その後の対応について研究もしていたので、不安はありませんでした。
もしかすると、ヤクザ絡みの関係者から脅しにあったりしないか少しの不安はありましたが、その点についても先生から対処法や、法的な対応も聞いていたので、安心しました。
あとで考えると、非常におかしいことですが、そのころは必至であり、なにかあったらという心配もありました。一番は子供や妻だったので、先生からの対処法の説明によって安心しました。
生活が明るくなり、自分も生まれ変わったように感じました
過払い金請求後の生活は、返済額も減り、妻と一緒に返してやろうという勇気が出てきたように思えました。なんとなく100万円を超えた借金を当初は返せないと思いましたが、車を1台分買ったと思えば、当然の借金額に思えました。
毎月、返済を続け完済をすることができましたが、過払い金請求をし、良かったと思っています。子供にも迷惑をかけず、妻の両親にも嫌な思いをさせることもなくなり、ようやく普通の人になれた気がしました。大げさかもしれませんが、生まれ変わったような気持ちさえありました。
それまでは、食事のときや家にいるとき、電話の音に反応したり、チャイムの音にビビった生活をしていましたが、それからは徐々にそういった反応もなくなっていきました。子供たちが明るくなったのが、すごく印象に残っています。
迷っている人は、早めの相談を
過払い金請求は良かったと思っています。もししていなかったら、借金生活で荒んでいただろうし。それを思うとやって良かったと思っています。後悔はありません。
その後は、当然、クレジットカードはつくることができませんでしたが、10年くらい経ってから申し込んだところ、クレジットカードを利用することができ、キャッシングもできるようになりました。
以前はブラックリストにも乗り、クレジットカードの強制解約もされましたが、その後、なんとか関西することもでき、やり直しができた気がします。
人生もそれによって生まれ変わったような感じになりました。もし、していなかったら、今の生活はないだろうし、自己破産になっていたのではと、考えたりもします。早いうちに相談し、方向性を決めた方が得策だと思います。もし、迷っている人がいれば、早めの相談をオススメします。