過払い金

アコム・プロミスから闇金へ…取立てからの逃亡生活!

アルバイトをしながら正社員の仕事を探しましたが、なかなか仕事が見つからず。そのうちに失業保険が切れてしまったんです。これで生活が非常に苦しくなり、消費者金融を利用するようになったのです。

仕事をリストラされてアルバイトで足りないお金を消費者金融で借りるように

今から数年前、私は会社をリストラされてしまいました。自分で言うのもなんですが、私は会社が良くなるように身を粉にして真面目に働いてきました。だから、リストラされるなんてこれっぽっちも思ってもいませんでした。

ところが、あるときに仕事でチームを組んでいる同僚が仕事で大きなミスをしてしまったんです。このミスは非常に大きく、得意先を怒らせる事態になりました。私は同じチームですから連帯責任、会社の社長に連れられて同僚と得意先に誤りに行ったのです。

真剣に謝ればなんとか許してくれるだろうと思っていましたが、相手の大柄な態度が気に入らなかった同僚はブチギレ。収拾がつかなくなって社長もカンカンに激怒。私たちにその場でクビを言い渡されてしまったのです。

これは不当だろうと社長に言いましたが、「チームでやったことだし、得意先とはすでに話しはついているから無理だ」と言われて取り合ってもらえず。結局退職せざるをえなかったのです。これにはショックを受けたと同時に不安が襲ってきました。

なぜなら私はこの時、貯金が全くなかったからです。少し前に、車を購入していてすっからかんでした。確かに会社都合の退職なので失業保険が受け取れるのは知っていましたが、それでも生活はギリギリ。

そこでアルバイトをすることにしました。アルバイトをしながら正社員の仕事を探しましたが、なかなか仕事が見つからず。そのうちに失業保険が切れてしまったんです。

これで生活が非常に苦しくなり、消費者金融を利用するようになったのです。

私が最初にお金を借りたところはアコムです。消費者金融の中でも有名だったし、家の近くに無人契約機があったので便利だと思ったからです。

アルバイトの身だったので審査に通過するか心配でしたが、審査を通過。しかもすぐにカードが発行されてお金を借りられる状態に。とりあえず家賃で足りない分と、生活費も考えて10万円ほど借りました。とても簡単にお金が借りられて驚きました。

借金というと担保や連帯保証人、収入証明書などが必要な上に面倒な手続きがあってとても借りるのに苦労すると思っていました。また、ちょっと怖いと思っていました。

ところが、いざ消費者金融を利用してみると借金といったイメージはなくて銀行からお金を先払いしてもらうという感じでした。だから、借金に対してあまり抵抗感がなくなっていきました。

私が借金によって苦しむようになった理由

アルバイトで生計を立てながら、なんとか正社員として働けるところを探し続けました。ところがなかなか見つからず。収入も安定しませんし、しだいに消費者金融でお金を借りることに慣れてちょこちょことお金を借りるようになりました。

また、アコムで借りられなくなったらプロミスやモビットでも借りるように。こうして額は少ないものの、着実に借金が増えていったのです。ここでやめておけばよかったのですが、この時にはすでに借金をしているという感覚は麻痺していました。

とりあえずお金を借してくれるところならどこでもいいから借りようと思って、中小の消費者金融にも手を出すようになったのです。さらにです。一番手を出してはいけない闇金融にも手を出していまいました。携帯のダイレクトメールでお金を貸すという趣旨の内容が書いてあったので、とりあえずメールをしてみたらあっさりお金を貸してくれるとのことで利用。

それが闇金だったのです。

いつの間にか借金まみれになって苦しくなりました

消費者金融でお金を借りているくらいの時は、生活はそれほど変わりませんでした。でも、中小の消費者金融、あるいは闇金にも手をつけてしまった時にはほとんど人に会わないようにしました。無駄なお金を使わないというのはもちろんですが、もしも出歩いて借金取りに出会ったら嫌だからです。

だからアルバイト先で寝泊りをすることも多くなりました。それ以外も自宅には戻らずにネットカフェなどで過ごすことが多くなっていきました。

借金問題を本気で解決しようと思ったきっかけ

借金問題を解決しようと思ったワケですが、きっかけは漫画喫茶で度々会う人に声をかけられて話しをしたことがあったんです。そのときに、その人が少し前に借金を債務整理したと教えてくれました。

借金がかなり減って楽になったと聞いて自分も債務整理をして借金問題を解決したいと思ったのです。また、このまま逃げ続ける人生が嫌になったからです。元はといえば、以前の会社で私が仕事の責任をかぶった格好でリストラされただけです。運が悪かっただけです。

その後に消費者金融を利用したのは今から思えば良くなかったですが、そのときはお金がなくて仕方なかったんです。これ以上逃げてもラチがあかないので、逃げずに解決しようと思いました。

漫画喫茶で出会った男性から債務整理のことを聞く

借金問題を解決方法が分からずに、当初は逃げ続けていました。このまま逃げられないかなと思っていた矢先、「闇金からはなかなか逃げられないから弁護士の方に相談をして債務整理をしたほうが良い」と漫画喫茶でよく会う男性から聞きました。一応、自分でも漫画喫茶に置いてあるパソコンで債務整理の方法などを調べてみましたが、自分で債務整理をするのは結構大変だということがわかりました。

これはそれなりの費用がかかったとしても弁護士の方に債務整理を依頼するのがベターだと決断。

この男性が債務整理を依頼した弁護士の方を紹介してもらうことにしました。

債務整理という言葉は以前から知っていましたが、まさか自分がそういった状況に陥るとは思わなかったので借金苦のときに思いつきませんでいた。しかし、借金取りから逃げるために寝泊りをしていた漫画喫茶で、債務整理をしたことがある男性と出会って色々と教えてもらいました。

そして、弁護士に相談したほうが良いということ、依頼すればお金もかかるということだったので自分で漫画喫茶のパソコンで債務整理について調べました。そこで債務整理は弁護士に依頼したほうがスムーズに事が運びそうだと思ったので、依頼してみようと思いました。

弁護士に債務整理を依頼するきっかけ

弁護士の方に債務整理を依頼しようと思ったきっかけは、借金取りから逃げるために寝泊まりによく利用してる漫画喫茶で出会った男性から弁護士に依頼した債務整理での体験談を聞いたことです。

その男性の話しでは、債務整理したことで借金が減額されて、さらには過払いもあったようで過払い金が戻ってほとんど借金がなくなってしまったと教えてくれました。私ももしかしたら借金問題が解決するのではと思ったんです。

それと、私は闇金にも手を出してしまっていて自分では解決することができない状態になってしまっていました。今の状況を変えるには、債務整理する以外はないと思って依頼しようと思ったのです。

漫画喫茶で出会った男性が紹介してくれたからです。その男性も弁護士に依頼した債務整理に成功して借金がほぼなくなったと聞いて、私もこの弁護士に依頼しようと思いました。

また、この弁護士の方は闇金に対しても対応してくれるとのことでした。私にとっては願ったり叶ったりの弁護士だったので、少々料金が高くても依頼したいと思いました。

弁護士さんの印象と対応について

弁護士の方に会うまでは、正直言うとちょっと怖いところもありました。なぜかというと闇金にも対応してくれるということは、ちょっと強面の弁護士の方なのかと思ったからです。でも、実際に会ってみるとイメージとは全く違っていて穏やかでニコニコとして出迎えてくれました。どこにでもいるような中年男性でホッとひと安心しました。

まず、弁護士の方にあった時に「全て真実を話してください」と言われました。そこでこれまでの経緯と各社の借金額、闇金でも借り入れをしていることなどを正確に話しました。

さらに、現在の収入や財産なども聞かれました。これを聞いた弁護士の方は、しばらく考えて「任意整理で解決できそうです。あとはどこを任意整理するか決めましょう」と言ってくれたんです。これにはホッとしました。

さらに闇金問題については、「違法な金利なので、全ての借金は帳消しになります」とのこと。この時は涙が出るほど嬉しかったですし、この弁護士の方が頼もしく思えました。金額などもしっかり説明してくれて納得がいったので、債務整理をしてもらうことを決定。

あとは特に結果が出るまでは面談とかはありませんでしたね。でも、途中経過などを連絡してくれたりするので、とっても安心感がありました。

とにかく終始一貫して、私が借金をしたことについて叱ってくることもありませんでしたし、私が少しでも借金苦から楽になるようにアドバイスをくれたり大丈夫だと励ましてくれたりしてくれました。

とても良い弁護士さんだと思いました。

弁護士さんに依頼してかなり借金が少なくなりました!

私が借り入れをした金額は、計算してみたら約120万円でした。それが利息で膨らんで200万円ほどになっていました。これを債務整理したところ、90万円にまで減額されたんです。これには驚きました。

基本的に、闇金融の場合は話しがついたようで借金が全て帳消しになったとのこと。

しかも事務所を突き止めてくれたようで、支払った額の返還交渉までしてくれてお金が一部戻ってきたと言われました。

さらに、消費者金融の中にもグレーゾーン金利だったところがあって、過払い金なども成功報酬を除いて30万円弱取り戻すことに成功したと言われました。こうして、その過払い金などを弁護士費用に充てることができた上に債務整理で借金が大幅に減ったのです。

月々の返済も9万円ほどだったのが、3万円ほどになってとても楽になりました。確かに全額借金がなくなったわけではありませんが、それでも月々の返済はかなり楽になりますし返済に目処が立ったことで精神的に楽になりました。弁護士費用も思ったほど高くなかったですし、依頼してよかったです。

債務整理を依頼する前の不安は利用してみて吹き飛びました

弁護士の方に依頼するまでは、闇金などからの取立てや催促の電話、嫌がらせなどがなくなるのかとても心配でした。でも、今では闇金からのそういった行為は一切ありません。

弁護士費用について、後で色々と特別な請求があるのではないかと気をもんだこともあります。でも、着手金や成功報酬、減額報酬、過払い金成功報酬以外はまったく請求されませんでしたね。

債務整理をすると、5年ほどはブラックリストに載ってしまうと知って、やや不安がありました。またお金に困ったときに借金ができない可能性が高いからです。でも実際に依頼したあとは、返済が楽になったことでお金を借りる機会は今のところありません。

それに、借金癖がついてしまっていた私にはむしろブラックリストに載っていることでお金を安易に借りないようにと心がけることができています。あと、債務整理の場合は自己破産と違って職業制限や資格制限がないので、新たに仕事につくときに安心だとわかりました。

債務整理をしてみて学んだこと

債務整理をするまでは、いかに借金や借金取りから逃れるかということだけ考えて生きた心地がしませんでした。さらに人生に絶望し、自暴自棄になっていきました。

そんなときに、債務整理のことを知って、少しだけ生きる希望が出てきました。そして実際に弁護士の方に債務整理をしてもらったことで生きていることを実感しました。こんな自分でも救ってくれる人がいるんだと改めて感謝しました。

それと同時に、借金の恐ろしさも痛感しました。安易にお金を借りると人生が破綻しかねないということを知り、どうしても困ったとき以外はお金を借りないことを決意しました。そして、私を救ってくれた人の期待を裏切らないように人生を諦めずに生きていこうと決心しています。

債務整理をしてみての感想

今回、弁護士さんに依頼して債務整理をしたことによって良かったと思うのが、やはり借金が減ったことです。精神的な負担も少なくなり、借金返済への意欲と生きる気力がわいてきました。

あとは、自己破産のような職業制限や資格制限がないことも、これから正社員の仕事を探す私にとってはよかったです。一方、債務整理をして悪かったことなのですが、やはり借りたお金を全額返せなかったことです。いくら金利が高いとは言っても、それを承知で私は借りているわけです。借金を全額返済できなかったことに対して悪いと思いました。

このことを踏まえて、借金というのはできる限りしないようにしなくてはならないと思いました。そして二度と債務整理をしないと自分に誓いました。