若い頃からパチンコや競馬などのギャンブルが好きで、お金があればあるだけギャンブルに使ってしまうという性格でした。そういった性格は年齢を重ねても変わらず、給料が入った日に全てをギャンブルで使い切ってしまうほどギャンブルにのめり込んでいました。完全にギャンブル依存症であり、自分で自己制御できないほどに生活はギャンブルを中心に回っていました。
ギャンブル依存により借金をするようになる
若い頃からパチンコや競馬などのギャンブルが好きで、お金があればあるだけギャンブルに使ってしまうという性格でした。そういった性格は年齢を重ねても変わらず、給料が入った日に全てをギャンブルで使い切ってしまうほどギャンブルにのめり込んでいました。完全にギャンブル依存症であり、自分で自己制御できないほどに生活はギャンブルを中心に回っていました。
そんな生活がいつまでも続くはずがなく、給料だけではなく借金してまでギャンブルをするようになっていったのです。2001年に初めてギャンブルのための借金をしました。消費者金融から10万円を借金して、その全てをギャンブルに費やしてしまったのです。
もはや自分でも止められないほど、借金をしてギャンブルをするというサイクルは常態化してしまい、借金の金額は日増しに増えていきました。基本的に借金をしたお金はギャンブルに使っていましたが、借金を重ねるうちにギャンブルをする余裕さえ失っていきました。生活の基盤が揺らぎ始めていたので、生活費もままならない状態までいっていたからです。
ギャンブルをするためにしていた借金が、いつしか生活費のためや借金を返済するための借金へと変わっていったのです。その悪い習慣は借金を増やすだけではなく、生活の大部分に悪影響を及ぼし始めていきました。そのような状態にまでなっても、ギャンブルを止めることはできませんでした。
もう自分ではギャンブルも借金の問題も、解決できる能力を失ってしまっていたのです。
ギャンブルが原因でした借金は、すべて消費者金融でのキャッシングで行っていました。1番最初に借金をしたのはプロミスという消費者金融です。
このプロミスという消費者金融は私がよく通っていたパチンコ店に近く、ギャンブルするために借金をするには最適な場所にあったのです。最初に借りたのは10万円でしたが、このお金もすべてパチンコに使ってしまいました。借金をした際には、まるで罪悪感もなくパチンコがしたいという気持ちだけでした。
借金をするということに良いイメージはありませんでしたが、自分で借金をした時には罪悪感のようなものはありませんでした。
むしろ自分がしたいことを叶えてくれる有難い存在というような感情でした。借金そのものには良いイメージは無いのに、自分が借金をすると有難いという気持ちが芽生える矛盾した感情を持っていました。
今になって振り返ってみても、この感情が借金をしていく原因の1つだったと思います。借金に対する矛盾した感覚が、借金をすることに対するイメージを分かりにくいものにしていたのです。
ギャンブルを止められず借金を重ねる
私の場合はギャンブルをするイコール借金をするということでした。ギャンブルと借金はワンセットであり、決して切り離せない付随性がありました。それだけに、ギャンブルを止められない以上は借金も止められないという状態です。
とりわけ私に場合は、ギャンブルを中心に生活が回っていましたので、借金を中心に生活が回っていることと同じことでした。その状態で借金を重ねていき、借金は限界までいってしまったのです。
最初はプロミス1社だった借金も、アコムやアイフルからも借金するようになり、その総額は170万円にまで及んでいました。この金額まで借金が増えてくると、もはや借金を返済することは事実上不可能になっていきました。
万が一ギャンブルを止めることができても、返済することができるとは思えない金額でした。総額170万円の借金には当たり前のように、高金利の利息が加算されていきます。
この頃の消費者金融の金利は29%くらいが当たり前という感じでしたので、返済しても利息の支払いで相殺されていきました。減らない借金の返済は、普通に生活をすることを許さないというくらいに重い負担でした。
借金の返済は生活の中心になっていたと思います。まずは借金を返済して、残ったお金で生活をするという状態です。借金の返済があることで、食事もまともにすることができない生活になっていきました。毎日同じような食事で、インスタントや冷凍の食品ばかりを食べるようになりました。
交友関係は皆無に等しくなり、ショッピングなどをしたこともありません。借金を返済するためだけに生活しているという日々が続いていき、生活は荒んでいました。
借金だけでなくギャンブルも止めたいと思うようになる
借金問題を解決しようと思ったのは借金の返済を続けていくことが苦しかったことと同時に、ギャンブルを止めたいと思ったからです。借金を止めることとギャンブルを止めることは、私にとって意味は同じでした。
私にとってはギャンブルを止めるために、まず借金問題を解決する必要があったということです。このまま借金をし続けていても、生活は苦しくなるばかりだと思っていたのです。そのためには借金をする習慣を断ち切り、同時にギャンブルを止める必要がありました。そして借金もいつまでもできるものではないと思ってもいました。
もう多重債務者になっていた私に対して、お金を貸してくれる金融機関も無くなっていたのです。借金問題を解決するには、もう今しかないと思いました。
借金問題を解決できる専門家をさがす
借金問題を解決するためには、専門家に相談することが必要だと思っていました。そしてインターネットを使って、借金問題の解決をするための情報を集めました。調べているうちに、借金問題を解決するには、弁護士か司法書士に相談することが必要だと知りました。
まずは専門家に借金問題を相談してみようと思って、弁護士事務所や司法書士の事務所へ電話してみました。そこで、ある司法書士から1度事務所に来てくださいと言われたので相談に行くことにしました。
自分でどれだけ調べても、具体的な解決方法がハッキリとは分からなかったので、まずは勇気を出して司法書士に相談してみようと思ったのです。
司法書士に借金問題の相談に行ったときに、債務整理、過払い金請求を知りました。司法書士からはその他にも自己破産や民事再生についての説明を受けましたが、私としては債務整理と過払い金請求をしたいと思ったのです。過剰に返済したお金を取り戻せるかもしれない過払い金請求に興味を持ったからです。司法書士にも債務整理をして過払い金請求をすることを勧められました。
私は専門家である司法書士から勧められたこともあり、債務整理をして過払い金請求をしようという思いを強く持つようになったのです。
債務整理、過払い金請求を知ったとき、借金問題の解決に光明を見出しました。
司法書士の説明を聞いて債務整理を決意
借金問題を解決しようと思って司法書士に相談に行った時点で、借金問題を解決してもらえるように依頼することは決めていました。しかし債務整理という形で解決するかどうかは決めていませんでした。司法書士に相談するまでは、債務整理や過払い金請求について知らなかったからです。
借金問題について司法書士に相談に行ったときに、債務整理、過払い金請求を勧められたので依頼することに決めました。借金問題の解決を司法書士に依頼する上で躊躇したことはありませんが、まだ借金問題が解決うるかどうか半信半疑な部分もあったかもしれません。
借金問題を解決するためにインターネットで専門家を調べて、何件かの専門家に電話したときに1度相談に来てくださいと言ってくれたのが依頼することにした司法書士でした。借金問題を解決するためには、まず専門家に会う必要があると思っていたので、司法書士からの誘いは有難いと感じたのです。電話した際に司法書士の親切さを感じて、この司法書士に依頼することにしました。
細かいことまで詳しく説明してくれた
司法書士に相談に相談に行くまでは、借金問題を解決することに少なからず後ろめたい気持ちを抱えていました。そのため司法書士には、何か厳しいことを言われるのではないかという勝手な思い込みがあったと思います。
でも司法書士に会ってみて、借金問題を解決することは後ろめたいことではなく、自分の権利なのだということを思うようになりました。
司法書士は一緒に借金問題を解決しようという態度で接してくれていたので、気持ちとしてはかなりホッとしました。
司法書士からは借金問題は解決できる問題であること、そして私の場合は債務整理をして過払い金請求することが良いことを説明してもらいました。また、債務整理を行っている間は借金の返済をする必要がないことも教えてもらいました。
私は借金の返済を債務整理中にも行わなければならないと思っていたので、とても安心しました。司法書士は借金問題の解決に至るまでの過程を順を追って説明してくれて、私はかなり理解を深めました。当然ながら新たに借金をしないようにと念を押されました。
司法書士の対応はとても誠実で親切な対応をしてくれて、細かいこともしっかりと説明してくれました。債務整理と過払い金請求を依頼した以降も、電話での連絡をしてくれました。
基本的に債務整理の依頼をしたあとは、私はあまり関与することが無かったのですが、結果を待っている間は不安だったので電話で連絡してくれたことは有難かったです。司法書士には借金問題の解決に向けて、本当に色々と助けてもらいまいた。解決するまでずっと私の借金問題の解決に向けて全力を尽くしてくれたと思います。
予想を超えるような結果
司法書士に債務整理と過払い金請求の依頼をして3ヶ月後に債務整理の交渉が成立しました。債務整理をした結果として、借金総額170万円は無くなり過払い金として21万円の返金がありました。この結果は依頼前の予想を大きく上回る結果でした。
借金が残る可能性が高いと勝手に思い込んでいたこともあり、借金が無くなり過払い金の返金まで受けるとは思っていなかったからです。
この結果を受けて、今までいかに多くの返済をしていたのかを痛感しました。
返済期間がとても長かったこと、借金の契約時の金利が高かったことが、多くの過払い金を生み出していたのだと思います。債務整理を依頼した司法書士には、18万円の報酬を支払いました。これは借金の減額した分に基づいた報酬のようです。
司法書士への報酬は決して安いものではありませんが、借金の問題を解決してくれたことを思うと感謝お気持ちでいっぱいです。司法書士が根気強く消費者金融との交渉をしてくれたことで、借金を無くすことができたのだと思います。
借金の問題を解決することへの後ろめたさ
司法書士に相談し依頼する前は、借金問題を解決するということが人の道に反しているような後ろめたい気持ちがありました。元はといえば自分のギャンブルが原因でした借金だったこともあり、借りたお金を返さない自分を責めるような気持ちもありました。
でも債務整理と過払い金請求をしてみて、高い金利で借金をして過剰な返済を続けていたということを知り、そういった気持ちは薄れていきました。債務整理と過払い金請求は自分の権利だと教えてくれた司法書士に感謝しています。債務整理をしたり過払い金請求をするということは、誰でも不安を抱くでしょう。
私も法的な手段で借金問題を解決することに不安がありました。特に不安だったのは、債務整理をすることで借金が残り、消費者金融から何か報復を受けるのではないかということでした。一括返済を迫られたり、給料を差し押さえられたりするのではないかと不安だったのです。
しかし司法書士という法律の専門家に相談したことで、そういった不安は消えていきました。司法書士に不安を打ち明け、その不安に対して司法書士が誠実に答えてくれたからです。司法書士に依頼する前に抱いていたような不安は、すべて司法書士によって打ち消してもらっていたのだと思います。
借金を解決するだけではなくギャンブルも止める
債務整理、過払い金請求を行うことで借金が無くなり、生活は平穏に過ごすことができるようになりました。何より大きかったのは、借金問題の解決と共にギャンブルを止めることができたことです。元々はギャンブルがすべての借金を生み出した元凶です。
ギャンブルを止められなければ、借金することを完全に解決することはできません。そういう意味でもギャンブルを止められたことは、借金問題と同じくらいに重要なことでした。借金問題とギャンブルを断ち切ることができたことによって、とても平穏な暮らしをしています。
今後も借金とギャンブルとは無縁の生活をしていきたいと強く思っています。それが今後も平穏な暮らしをしていく上で、最も大切なことだと思っています。
債務整理をして平穏な日々をおくれるようになる
司法書士に債務整理の依頼をして、借金問題を解決できたことは良いことばかりです。借金が無くなっただけではなく、ギャンブルも止めることができたからです。
借金の問題が解決したとしても、ギャンブルを止めることができなければ同じことを繰り返す可能性があると思うからです。私にとっては借金とギャンブルは同じようなもので、生活をとても苦しいものにする原因になることです。
そういう意味で、この2つの問題を同時に解決することができたことは、とても良いことだったと思います。債務整理や過払い金請求をして悪かったことはほとんどありませんが、しばらくは信用が無い状態が続くと思います。いずれにしても、もう借金で悩んだりギャンブルに依存した生活はしたくないので、信用が無いというのもそれほど悪いことではありません。