それでも会社の存続のため私も他の社員も努力を続けたものの、努力の甲斐なく廃業が決定したのです。
会社の廃業により失業したことで、生活費が工面できなくなりキャッシングをしました。
すでに会社の廃業が決定していた頃には、その後に生活費の確保が難しいと判断していたのでまだ失業する前にキャッシングを行ったのです。
勤務する会社の廃業に伴う失業が原因で初めてのキャッシング
初めて消費者金融でキャッシングをしたのは、2002年の6月のことです。
それまで勤務していた会社が業績不振のため廃業を余儀なくされ、私は失業することになりました。
勤務していた会社は病院に医療用品を販売する卸業者で、不況の影響を受けて業績不振に陥ったのです。
廃業が決まるまで給料の遅配が続き、収入が激減していました。
それでも会社の存続のため私も他の社員も努力を続けたものの、努力の甲斐なく廃業が決定したのです。
会社の廃業により失業したことで、生活費が工面できなくなりキャッシングをしました。
すでに会社の廃業が決定していた頃には、その後に生活費の確保が難しいと判断していたのでまだ失業する前にキャッシングを行ったのです。
失業する寸前にキャッシングをした理由は、失業して無職になってからキャッシングをするのが困難だと思っていたからです。
そのため、すでに会社の廃業が決まり失業することが決定的になった時点で、消費者金融から10万円のキャッシングをしたのです。
10万円のキャッシングをしたのは全て、失業後の生活費を確保するためです。
申し込みをした消費者金融アコムの借り入れ限度額が10万円だったので、限度額一杯まで借り入れることにしたのです。
少しでも多くに生活資金を用意しておかなければ、失業後に生活しながら再就職を目指すことが難しいと思いました。
そういう気持ちもあって、なりふり構わずにキャッシングをすることにしました。
この頃は借金をするか否かの判断が出来ないくらいに、精神的な余裕がありませんでした。
キャッシングは消費者金融のアコムでしました。
アコムからキャッシングをした理由は、単純に有名な消費者金融で安心感があったからです。
アコムでは無人契約機で契約を行いましたが、とても後ろめたい気持ちがあったのは事実です。
なぜ後ろめたい気持ちがあったかというと、まだ失業していなかったとはいえ、失業することが決定的になっていたからです。
キャッシングの申し込みの際に、勤務地を廃業が決まっている会社にしたからです。
借金することに対しては、とても後ろめたい気持ちと暗いイメージを持っていました。
それは、実際にお金を借りた後も変わることはありませんでした。
しかし、イメージがどうであれ、当時の私にとっては関係のないことでした。
とにかくお金を用意しておかなければならないという気持ちでしたので、暗いイメージも後ろめたい気持ちも借りることに対して影響しなかったです。
生活のすべてが、借金返済のためにあるような日々でした
初めて借金をしてから生活費のために借金をしては返済するという繰り返しとなってしまい、借金の額は増える一方になっていました。
最初に借りたのは10万円でしたが、どんどん借金は膨らみ続けて最終的に130万円ほどまでに至っていました。
毎月の返済額も当然のように増えていき、毎月の返済が6万円ほどになっていました。
当時はアルバイトをしながら借金の返済を続けていましたが、生活費もままならない状態でした。
アパートを借りて1人暮らしをしていたので、家賃の支払いや水道光熱費、食費などの生活費もかかります。
しかし、借金返済を優先的に行っていたので、ときには家賃を滞納してしまったり、電気やガスが止められてしまうこともありました。
食生活もインスタント食品が中心で、とても切り詰めた生活をしていました。
当時アルバイトで得られる収入が月に13万円ほどで、借金の返済が月に6万円ほどでしたので、借金の返済をすると手元には7万円しか残りません。
それで家賃や光熱費、食費を賄っていかなければなりませんでした。
借金の返済していたことで生活していくのがギリギリの状態でしたので、交友関係は借金をする前に比べて激減しました。
友人と食事をしたり、お酒を飲みにいくということも殆どなくなりました。
とにかく余裕が無かったので、新たに洋服を買ったり遊興費にお金を使うということが無くなったのです。
食生活はインスタント食品が中心になり、しっかりとした食事をすることも減りました。
とにかく借金の返済が生活の負担になっていて、厳しい生活を強いられていました。
借金の返済が苦痛になり、法的に解決したいと思うようになりました。
借金の返済を10年近く続けていて、毎月なんとか期日に遅れないように返済していました。
しかし借金は返しても返しても減りませんでした。
返済した金額の大部分が利息分の返済になってしまい、元本がまったく減らないのです。
「このまま何年返済を続けなければならないのか」という疑問と憤りを感じるようになってきたのです。
毎月6万円を超える返済は、生活費を圧迫し続けていました。
このまま借金の返済がある限り、この先もずっと生活は苦しいままです。
新たな借り入れを行うこともなく、ただひたすらに返済だけは続けていくという生活をもう止めたいと思いました。
そのためには借金の問題を弁護士に相談して、法的に解決するしか方法は無いと思ったのです。
ひたすらインターネットで弁護士を探しました
借金問題の解決には弁護士への相談が不可欠だと思っていました。
自分1人では解決方法がわからないので、専門家に依頼することがベストだと思ったのです。
弁護士への相談はインターネットで地元の弁護士を探しました。
特に借金の問題に詳しそうな弁護士を探し、数件の弁護士事務所に電話で問い合わせてみました。
それまで弁護士のお世話になったこともなく弁護士について無知だったこともあり、弁護士についても色々と調べました。
どういう形であれ借金の問題を解決できそうなことなら何でも情報収集しました。
情報収集はすべてインターネットを使って調べました。
インターネットで借金問題や弁護士について調べていた時に、債務整理や過払い金請求のことを知りました。
インターネットで借金について調べていると、とにかく債務整理と過払い金請求という言葉がよく出てきます。
それで関心を持って詳細を調べてみました。
債務整理や過払い金請求について初めて知ったときは、とても希望を感じたのを覚えています。
借金の問題を解決するには、債務整理と過払い金請求を行うしかないと思ったのです。
そのために、まずは弁護士などの専門家にも債務整理や過払い金請求について、相談したいと考えるようになりました。
自分の力では解決できないと思い、弁護士に依頼することを決意
債務整理や過払い金請求のことを知ってから、専門家に相談する必要性を感じるようになっていました。
大雑把な概要は理解できたのですが、やはり専門家に詳しく教えてもらいたいと思ったのです。
とにかく借金の返済から逃れたい気持ちがあったので、相談したい気持ちが大きかったです。
ただ、弁護士に相談するというのは敷居が高いと感じていました。
料金がどれくらい必要か全くわからなかったからです。
また、弁護士に依頼して債務整理を行うことで、信用情報にネガティブな記載をされるのではないかという不安もありました。
今後にローンを組めなくなるのではないかと不安だったのです。
債務整理や過払い金請求について知るきっかけになったインターネットのホームページを運営していたのが弁護士だったので、弁護士に相談するのが良いと思いました。
弁護士なら借金の問題を法的に解決することができるのではないかと思っていました。
そのため、債務整理や過払い金請求についての相談をするなら弁護士がベストだと思ったのです。
弁護士はとても親身に相談に乗ってくれました
弁護士に会う前は、弁護士という職種の人は敷居が高いイメージがありました。
普段の生活で弁護士と接することは全く無いこともあり、イメージがとても漠然としていたからです。
でも実際に弁護士に会ってみて、とても親身に相談に乗ってくれてイメージが変わりました。
思っていたよりも身近な存在だと思ったのです。
そして弁護士に相談したことで、とても気持ちが楽になったのを覚えています。
最初に借金の相談に行った時は、かなり時間を割いて相談に乗ってもらいました。
現在の借り入れの状況を詳細に訊かれて、自分が今後どうしたいのかという希望を訊かれました。
とても親身に相談に乗ってくれて、自己破産ではなく債務整理と過払い金の請求を薦められました。
過払い金が発生していて返還される可能性があることを説明してくれて、もし債務整理をして過払い金請求をした場合の流れを説明してくれました。
弁護士の話を聞いているうちに、債務整理と過払い金請求が出来るという確信を持つことができました。
そのため、正式に弁護士に債務整理と過払い金請求をしてもらう契約を結びました。
初めて相談に行ったときに1時間ほど相談に乗ってもらい、契約を結ぶことにしました。
その後、もう1度弁護士事務所を訪れて、それまで借金の返済をしていた明細を渡しに行きました。
それからは債務整理と過払い金請求が正式に決定して借金の問題が解決するまで、弁護士には会っていません。
しかし、弁護士には進捗状況などを聞くために何度か電話連絡をしました。
弁護士はその都度、丁寧に状況を教えてくれました。
借金の総額が大幅に減額されることになりました
弁護士に債務整理と過払い金請求を正式に依頼してから2ヶ月後に借金問題は完全に解決しました。
借金は総額130万円ありましたが、過払い金が多くあったため約20万円まで減額されました。
長期間返済をし続けていたことで、110万円の過払い金が発生していたのです。
残念ながら手元に返ってくるお金はありませんでしたが、総額130万円もあった借金が20万円まで減っただけでも嬉しかったです。
残りの借金20万円に関しては、2年間で完済するという契約書を新たに交わしました。
毎月の返済額は8000円づつで、それまで毎月6万円づつ返済していたことを考えると、とても返済が楽になりました。
弁護士への報酬は11万円支払いました。借金の減額が110万円だったので、その額に基づいた報酬のようです。
借金が大幅に減額されて、2年という完済への道筋が見えたことで、とても気持ちが楽になりました。
そのことを考えると、弁護士への報酬も決して高いものではないと感じました。
予想していた以上に借金が大幅に減額されて、とても嬉しかったです。
依頼前は弁護士に相談することが敷居が高いと感じていました
弁護士に債務整理と過払い金請求を依頼する前は、借りたお金が本当に減額したりするのだろうかという不安がありました。
それまで借金にとても悩まされていたこともあって、借金が減ったり無くなったりするということが信じられず半信半疑だったのです。
また、法的な手段をとることで消費者金融から一括返済を迫られたり、とても強い督促を受けるのではないかという恐怖心もありました。
しかし、実際に債務整理と過払い金請求をしてみて、そのような不安は吹き飛びました。
弁護士に相談してみて親身に話しを聞いてもらってるうちに、借金の問題というには解決することが可能なんだという実感が湧いてきたからです。
借金に悩んでいる頃は、視野がとても狭くなっていたのだと思います。
弁護士に借金の問題を相談して、債務整理や過払い金請求の依頼をしたことによって、とても視野が広がり希望を持てるようになったのです。
弁護士に依頼したことで借金の問題を解決できて良かったと思っています。
毎月の返済額が減り、とても生活が楽になりました
債務整理と過払い金請求をしてから生活はとても楽になりました。
以前は毎月6万円の返済を続けていたので、とても厳しい生活を強いられていました。
アルバイトでの収入の半分を借金の返済に使っていたので、生活もまともに出来ないような日々だったからです。
債務整理と過払い金請求をした後、アルバイトを辞めて就職をしました。
以前は就職活動をする余裕さえなく、アルバイトをして借金を返すだけという日々でした。
しかし、借金が20万円まで減ったことで、就職活動する余裕が生まれ就職することができました。
もし弁護士に依頼して債務整理と過払い金請求をしていなかったら、今だに借金の返済に苦しみ就職もできなかったと思います。
そういう意味では思い切って弁護士に相談したことで、大きく生活が変わったと思います。
過払い金請求をしたことで、将来に希望が持てるようになりました
債務整理と過払い金請求をして良かったことは、生活に余裕が生まれたことです。
以前は何のために仕事をして、生きていかなければならないのか分からないような生活でした。
食べていくのが精一杯の生活で、収入の多くが借金の返済に消えていくという日々だったからです。
返しても返しても減らない借金で、先行きに希望が持てない生活から抜け出すことが出来たことが債務整理と過払い金請求をした最も良かったことです。
債務整理をしたデメリットとしては、しばらくはクレジットカードを持ったり出来なくなったことです。
やはりクレジットカードが無く不便なこともあります。
しかし、借金でとても悩んだことを考えると、しばらくは借金ができなくなって良かったのかもしれません。