過払い金

嫁の浮気で借金まで背負い離婚、過払い金返還で復活

私が借金をしなけらばならなくなったのは元嫁との離婚がきっかけです。高卒の私は、大卒年上の元嫁に生活費のやりくりを任せてパートをさせていました。そんな嫁がいつしか浮気に走っている兆候が出始め調べてみると真っ黒。パート先のフリーターと浮気をしていたのです。

元嫁との離婚の話は思った以上にあっさりと話が進みました。結局、元嫁は実家に帰り浮気相手とも別れたようですが、実家ではまたパートとして働いているようです。

そこで浮気の証拠を理由に離婚したはいいものの、離婚の条件で財産分与なしの慰謝料なしをすんなり受け入れた元嫁を疑うべきでした。離婚が成立して1か月近くが経った頃に、ある町金業者からの電話がありました。

なんでも支払いが遅れているので一括払いで借金を返済するようにとのことでした。この借金は元嫁が私名義で作ったもので、月末までに500万円を返済しなければならないとのことでした。

それからは資金集めに奔走しました。使い込まれ少なくなっていた貯金だけでなく、いろいろなところから借金をしなければならず、支払い日までに増えた利息もすべて私が負担することになりました。

元嫁に支払いを求めても資産能力がないことや財産分与しなかったことを言われ断念し、浮気相手のフリーターにも請求しても全くの無駄でした。もともと支払う気もない両者に払うよう求めても、最後には警察を呼ばれる始末でどうしようもありませんでした。

そして、私は離婚を期に発覚した借金を返済するために新しく借金しなければならないことになったのです。

借金取りに怯える日々から、一からのスタート

はじめに借りることにしたのは大手のカードローンでアイフルとアコムでそれぞれ50万円ずつの計100万円です。それでは全く足りないので、町金業者から新たに紹介してもらった別の町金業者から400万円を借り入れしました。

もともと両親が借金を原因で離婚しているのを間近で見ているので、借金をするということ自体毛嫌いしていましたが、どうしようもありませんでした。

借金に良い印象はありませんでした。子供のころから借金が原因で両親がケンカしているのを間近で見ていたので、お金を借りること自体に嫌悪感がありました。

それが元嫁との離婚のショックが癒えないまま、借り入れをしなければならない状況になり非常に心が病みました。今でも、その当時はストレスで記憶があいまいなままです。

借金返済が生活の中心に

その当時の私の月収は手取りで17万円でした。これ以上、月収が上がるような会社でもなく、手当もボーナス以外はほとんど望めない会社でしたので非常に苦しい思いをしました。

借金が発覚してから、会社には無理を言って独身寮に入れてもらえるようにしました。それからは毎月の給料17万円の中から10万円が借金の返済に充てる生活が始まりました。

残った7万円の中から生活費を出さなければならず、また私の会社は不景気から会社で自分に必要な備品については自腹で購入することが基本であったために金銭的余裕は全くありませんでした。

その生活が始まってから借金がなくなるまでは、いつも借金のことばかり考えている生活でした。どうやって返済できるか、どうすればいいかと取り留めもないことを考えて日々の余裕は全くありませんでした。

それどころかボーナスが40万円ほどでても借金返済に充てる契約を結んでいたので手元に残るのは3万円ほどでしかありません。

その時の生活は思い出すのもつらいことばかりです。幸いにも親戚にコメ農家がいたので格安で売ってもらっていたので、飢えることはありませんでした。とはいえ、給料日前は毎回のようにコメのみの食卓が続きました。

そのような生活をしているのですから、交友関係に使うお金はもちろんなく借金を返済し終えるまでの5年の間に友人はほとんどいなくなりました。その間の生活は、何を買うかではなく何を買わずに済むかで考えていました。

テレビでたまたま債務整理の話が

借金返済が生活の中心を始めてから5年が経とうという頃に、テレビで債務整理の話を見ました。なんでも10年以上借金を返済しても、まだ元本が残っている人の話でした。弁護士に頼むと返済で払ったお金の半分近くが戻ってきたという話でした。

それを見て私の借金ももしかしたら過払いをしているのではないかと思いました。私の計算では、あと少しで全額返済できるはずなのですが、借り入れした町金業者からの連絡が一切なかったからです。

借金返済にも疲れてきたころで、少しでも気持ちが楽になりたいという思いがありました。今後の参考になるかと思い、そのテレビ番組を録画して何度も見直したことが借金問題を解決しようと思ったきっかけです。

そのテレビ番組では法テラスを中心に紹介していました。法テラスの制度を遅ればせながら知った私は衝撃を受けました。少ない月収の中でやりくりしていた私にとっては、弁護士と言えばやはり着手金や相談料が必要だというイメージがあったからです。

それからは私の住んでいる地域からどれだけのところに法テラスがあるか探し、契約書類も取っておいたものをきちんと時系列純に並べて精査しました。

調べると言ってもどういったものをどの程度調べたらよいのかわからなかったので、契約書と領収書などもってあとは法テラスの無料相談に行けば何とかなるという考えで行動しました。

テレビ番組で過払い金請求の話を聞いたときには、自分が当てはまりそうという気持ちがしましたが、確証は全くもてませんでした。もともと自分から望んでした借金でもないので、すこしでも負担が軽くなれば嬉しい。今の生活から少しでも楽な気持ちになりたいという一心でした。

とはいえ、専門的な話全く分かりませんので、過払い金請求の話を聞いても自分の借金が減らせるかは分かりませんでした。そこで、法テラスに行けば、過払い金請求でも借金問題について専門家が判断してくれる。

自分で用意できるお金がない以上、無料で良いので自分の借金の見通しを知りたくなったのです。

着手金ゼロの一言で即決

過払い請求ができそうと思ったのは町金業者に元本の照会をしたことがきっかけです。テレビで情報を得て、資料を集めているうちに、自分の借金が一体どれぐらいなのか調べる必要がありました。

そうして元本を調べてみると残金が350万円で未払い利息が70万円でした。明らかに返済している額が少ない。そう思ったものの、相手は町金ということで非常に悩みました。

自分一人であれこれやっても恐ろしい目に遭うのではないかという恐怖が頭をよぎっていました。そこで法テラスの専門家にそういった恐ろしいことに対しても何とかできそうという思いで相談しようと思ったのです。

初対面での印象はおとなしそうな人という印象しか残りませんでした。その人は私のまとまりのない話にもきちんと聞いてくれ、今現在お金がないことも分かったうえで相談に乗ってくれました。

おそらく過払いがあるということで依頼をするかどうか聞かれましたが、着手金は成功報酬に上乗せする形で良いと言われましたので、その先生に即決しました。

法テラスといっても始めて弁護士に会うので非常に緊張しました。住む世界が違う人だとばかり思っていたので、私の話や町金の怖さが伝わるか不安でした。

しかし、相談してみると私の話をきちんと聞いてくれ不安も汲み取ってくれる良い人でした。さらに今現在お金がないことも考慮して、契約のことを説明してくれましたので頼れる方だと思いました。

法テラスでは私がとっておいた領収書と契約書を見てもらい、借金をしてからの返済状況や借金をした経緯を話しました。とはいえ、時間が限られて焦りながら話したまとまりのない話でも先生はじっくりと聞いてくれたのでありがたかったです。

その時には正式に依頼するところまでは話が煮詰まりませんでしたが、後日先生の事務所で再度話をすることになりました。それからは1月に1度のペースで面談し、何かあるごとにメールで相談に乗ってもらいました。

始めて事務所に行ったときにもそれ以降も、私の仕事の時間の合間に合わせてくれていたので非常に助かりました。
それだけでなく、私が不安に思っていた町金業者とのアレコレを一筆書いてもらうという形で何もしないという約束を取り付けてくれました。

親身になっていろいろな話を聞いてくれたおかげで、依頼してから借金問題が解決するまで安心して任せることができた先生でした。私の依頼がすべて終わった後にも何かあったらすぐに連絡するようにと再度名刺を渡され、アフターフォローまでしてくれる頼れる先生だなという印象を持ちました。

借金がなくなるどころか手元にお金まで

法テラスから依頼した先生への着手金はゼロだった代わりに、過払い金の成功報酬に上乗せするという条件で契約しました。
過払い金返還請求で帰ってきたお金の40%という契約でした。そこから経費を含めたものを支払うということになりました。

当初は過払い金請求をしても借金自体は残る可能性があると言われていましたが、調べていくうちに借金が全額払い終えているということが分かりました。そのうえでの払い過ぎでしたので、結局過払い請求した額がそのまま手元に残ることになりました。

最終的に過払い額は50万円で、先生への成功報酬は25万円ほどでしたが借金がなくなっていたこともあり私から成功報酬を5万円上乗せした30万円を受け取ってもらいました。

借金が少なくなればいいとだけ思っていたものが、借金がなくなったばかりか現金として手元に戻ってくるとは想像もしていませんでした。はっきり言ってどう喜んで良いのかわからないぐらいに喜びました。

町金を相手にするのは非常に怖かった

債務整理で非常に不安だったのは、借り入れをしたのが町金相手だったということです。ただでさえ、借金をすること自体に嫌悪感があった私にとって、町金というのは恐怖の対象でしかありませんでした。

今思えば、金利が高いことや支払いの際にいろいろとおかしいことはありましたが、あえて見えない聞こえないようにふるまっていたのだと思います。

それでも法テラスにいって信頼できる先生に会えたことですべてが変わりました。先生には無理言って、町金相手ということで恐怖があるのでお守り代わりの一筆を書いてもらいました。

それだけでなく交渉や書類関係でも徹底して町金業者と接触しないように計らってくれました。その時点で、町金への恐怖というのはかなり和らぎましたし、町金から逆にお金をもらうことにも抵抗を感じなくなりました。

信頼できる先生がいてくれたおかげで、依頼前に抱いていた不安も関係なく借金問題がすべて片付きました。本当に先生には感謝し足りないほどです。

せめて人間らしく

借金返済ばかり考えていた生活が終わってからもしばらくの間は以前と変わらない生活から抜け出せませんでした。それも1月が経ち2月が経つ頃には給料日前にも食材が変える生活ができるようになったことを当たり前のものとして受け止めることができるようになりました。

頭の中が借金返済だけだったころにはできなかった友人と遊ぶ機会も増えました。お金だけでなく心にも余裕ができてきたからだと思います。

生活の基本的なところは急に変えられないので、貯金が順調に溜まっていくのを見ると楽しくてしょうがありません。つい数か月前までは、預金通帳を見て溜息しか出なかったのがウソのようです。

本当にテレビ番組を見て、法テラスを知って調べていかなければ今の生活を送ることができなかったと考えると恐ろしいです。

過払い請求で人生が明るくなった

本当に過払い請求をしてよかったと思っています。それまでは借金がいくらあるのか考えたくないどころか、このまま人生を終わらせようかということまで考えました。

そんな考えを持っても借金は減りませんし、使えるお金はありませんでした。今では、命を絶とうと思うことなど全くなく、まだまだ少ないですが貯金ができライフプランを立てる楽しみを知りました。

過払い金請求を知らなければ今でも私は払う必要のない借金に追われていたと思います。相手が町金だからと言って過払い金請求に躊躇していたころのことを考えると、本当に無駄な時間を過ごしたのだと思います。

その分、今まだ粗末ながらも生きていくことに喜びを感じられるようになったこと。尊敬できる先生に出会えたことを考えると過払い金請求をしていいことづくめです。