過払い金

借金を返済中・完済後にかかわらず過払い金請求は可能

過払い金請求を起こそうと考えの方は全ての返済を終わらせてからではないと無理と思いがちですが、実は返済中の方でも手続きを行う事ができるのです。ただ注意点として弁護士や司法書士事務所にもよりますが返済中と完済で異なる条件を付けている事務所もあり費用にも違いがあるのが特徴です。

また返済中の方が過払い金請求を起こす事は全てにおいてメリットがあるわけではなく、個人の借入の条件や過払い金請求の結果次第では信用個人情報に傷を付けてしまう恐れもあるのです。ただ過払い金請求を行う事で毎月の返済額が少なくなったり返済期間を短縮する事もできますので専門家に依頼する事で負担を少なくする事ができるのです。

借金問題で専門家に依頼した時にまず勧められるのが任意整理という方法でここに過払い金請求も含まれています。1社のみならず2社、3社と複数から借り入れがある方は毎月の返済だけでも大変で何とかできないものかと悩みますが、そこに鋭いメスを入れ借金問題を解決してくれるのが専門家の存在となります。

毎月の返済額だけでもなんとか減らせないかと専門家に依頼したところ過払い金が発生しており返済するどころか逆に手戻り金としてお金が戻ってくる事もあるのです。つまり借金が無くなりしかも過払い金が戻ってくる事になりますのでもしかしたら自分も過払い金が発生しているかもと考えの方は専門家に依頼する事をお勧めします。

完済後の過払い金請求はメリットが大きい

返済中と比べ完済している方が起こす過払い金請求はメリットが多く個人信用情報への心配もする事なくお金を取り戻す事ができるのです。個人の借入条件にもよりますが、過払い金が数十万、数百万単位の大きな額となる事もありますので臨時ボーナスを支給されたような喜びに満たされるようになるのです。

長期間返済を続け完済できた時には誰もが肩の荷が下り安堵に包まれますが、それに似た喜びと満足感を得られる事が過払い金請求にはありデメリットはほぼないものと理解しておいて下さい。

過払い金請求には返済中、完済ともに過払い金請求の対象となる業者と最後の取引を行ってから10年という時効が決められています。10年と時効が経過すると専門家でも過払い金を取り戻す事は難しく時効として処理され過払い金請求の対象として外されるケースがほとんどです。

2006年から2007年にかけて年金利を正しい15~20%に引き下げましたので今年、来年で10年の時効を迎える業者が多くあります。1日でも早く過払い金を取り戻そうと叫ばれている裏には10年という時効の存在がありますのでポイントとして覚えておきましょう。

消費者金融や信販会社からすれば任意整理で行う過払い金請求にはいいイメージは持っておらず過払い金請求を起こす事を恐れています。ここで重要なのは返済中の方が起こす過払い金請求で残りの借金がどうなるかで結果が2つに分かれる事になります。借金が無くなり過払い金が発生したためお金が戻ってくるケースは何の心配もありませんが、借金の総額は減額できたものの借金がまだ残った状態になることで個人の信用情報に傷を付けてしまう恐れがあるのです。

業者側からすればよくもやってくれてたなという感じでしょうか。そこで5年や10年と期限を設けこの人には暫くお金を貸しませんという情報を登録される事、いわゆるブラックリストに登録し当該業者のみならず他の業者にも情報を開示し新たな借入をできなくさせるので注意点として覚えておきましょう。

借金を返済中でも過払い金請求はすべきか?

返済中の方でもしかしたら自分にも過払い金が発生しているかもしれない、ただ不名誉な情報が登録されるは不安と感じるものですが専門家の事務所の中には無料にて過払い金が発生しているのかを算出してくるところもあり過払い金が発生していると判断できた場合には返済中でも依頼する事で過払い金が戻ってくることになります。

借金が無くなりかつ過払い金が戻ってくる事になりますので依頼するメリットは大きいでしょう。不名誉な記録として信用情報機関に事故情報として登録されるのがブラックリストと呼ばれるものですが、任意整理で過払い金請求を行い借金がまだ残った場合にのみ掲載される条件で約5年は新規に借入を行う事ができなくなってしまう恐れがあります。

返済中の方にとって借金の総額が減額でき毎月の返済額も少なくなる事には大きな喜びとなるでしょう。もう2度とこんな苦しい借金返済をしたくない、借金をするのはこれで最後と考えの方は例えブラックリストに登録されたとしても借金の総額の減額や毎月の返済額の減額、返済期間も短縮できるとメリットは大きくなる可能性もありますので決して下を向かず専門家に依頼する事が重要なのです。

過払い金が発生しているのかを個人でも調べる事は可能ですが過去の取引履歴から引き直し計算を行う必要がありますので知識が求められ大変な困難が予想されます。返済中の方、完済された共にやはりプロの専門家の力を借りる事が大事で過払い金請求を行う前にどれくらいの過払い金が発生しているのかを確認する事ができる事務所もあります。

任意整理の過払い金請求では完済の方はメリットが大きなものとなりますが、返済中の方は過払い金請求を起こす事で借金が無くなるのか、それともまだ借金が残るかのポイント1つだけに注意して法律のプロである専門家にまずは無料相談を行ってみる事をお勧めします。